Jw_cadがバージョンアップして、JWWのデータ形式が変更になりました。
最新バージョンは5.00eですが、データ形式が変更になったのは4.20からのようです。
変更点1:線種および線色の定義を拡大して、SXFで定義された線種、線色をそのまま読み込めるようにした。
変更点2:寸法図形の仕様を拡張して、SXFの直線寸法をそのまま読み込むようにした。
あと、ヘッダー情報が増えているらしい。
具体的にどういうふうに拡張されたのかの情報がないので、Jw_cadを操作してデータを作って、経験則で調べるしかないでしょう。いや、作者の方が公開するのを待つしかないかも。
今回の内部バージョン表記は、420です。230、350、351、420ときています。
近頃はどこのCADでもJWWを直接読み込む機能があるので、今回のデータ変更にも迅速に対応してくるでしょう。
うちのCADも早く対応しなきゃと思いつつ、先延ばし状態です。
それにしても、SXF対応のためにJw_cadがデータ変更してくるとは思いませんでした。独自路線を突っ走るJw_cadが、いくら国が主導で策定されたSXFとは言え、多少なりとも追随してくるとは、意外です。建設系のCAD業界において、じんわりとSXFが広がりつつあるようです。