AutoCADのスプラインについて新発見があった。
ながいことスプラインはポリラインに分解できないものだと思ってた。
AutoCADで分解しようとすると、「SPLINEを分解できません」
って出るし、それっぽいAPIもなかったから。
唯一知っていたのは、下位バージョン(R12以下)で保存すること。
SPLINEというエンティティは、R13からできたものだからね。
だけど、そんなことしたら、図面中の全部の図形が影響してまう。
寸法はおかしくなるだろうし、引き出し線も分解されるだろうな。
スプラインに関して別件で調査していたら、ふと見つけた。
キーワードは、explodeGeometry。
ほかのエンティティを分解する場合は、ただのexplodeでいいから見落としてたよ。
DWGdirectのAPIだから、ほとんどの人には関係ないけどさ。
これによって、2Dポリラインに分解できちゃった。
AutoCADにできないことをまた一つ発見した。
AutoCAD分解ツール「Exploder」のネタになりそうだ。
で、本題であるほうの調査に関しては実を結ばなかった。やれやれ。
AutoCADのスプラインについて調べてみた。
「NURBS(nonuniform rational B-spline)曲線というスプラインが作成されます。
NURBS 曲線により、制御点の間に滑らかな曲線が作成されます。」
(AutoCADヘルプから転載)
曲線の世界は奥が深いらしい。
クロソイド、インボリュート、ベジェ...。
以前、イラレから書き出したDWGについて調べたことがある。
スプラインが大量にあって、ある特徴があった。
調査の結果、ベジェ曲線だったね。
NURBS曲線という大きなくくりの中に、ベジェ曲線というタイプが含まれる。
関係者の協力のもと、そのスプラインの形状を完全に再現できるように
データ変換ができるようになったよ。
こんなことしてたら、週末はあっという間に過ぎてしまいましたとさ。
最後に、マンションの玄関に置いてある花を載せておこう。
花はいいね。