CAD日記

主にAutoCADのことについて書いているけど、近頃は投資系ネタに注力している。自動売買、仮想通貨、PC関係、プログラミングなど。@caddiary

DWG

DWGdirect 2.3.1

投稿日:

2008DWGに対応していると思われるDWGdirect 2.3.1がリリースされた。

2008対応ということでは、2.3.0で既に対応していたらしいのだが、

けっこうバグが出ていて、待ちの状態だった。

そしてバグフィックス版の2.3.1が5/17にリリースした。

異縮尺、マルチリーダー、ビューポートごとの画層、

EXCELとリンクできる表(非OLEオブジェクト)...

これらに対応しているのだろうか。

試してみるしかない。

2.3.1のリリースノートを翻訳しておく。

原文はこちら

————————————

DWGdirect 2.3.1 リリースノート

 DWGdirect 2.3.1は、DWGdirect 2.3.0リリース以来、顧客から

 寄せられたいくつかの問題を修正したメンテナンスアップデートです。

ビルドノート

 2.3.1は、2.3.0とバイナリレベルでの互換性があります。

ドキュメントの追加

 2.3.1は、DWGdirectXドキュメントの開発者向けガイドセクションの追加を含みます。

 DWGdirectXに関するドキュメントは、まだ準備中で現在作成しています。

修正されたバグ

4441 -あるサンプルにおいて、RecomputeDimBlockでクラッシュ。

4442 -重複したブロック名の不正なハンドル。

4448 – OdDbTable:: composeForLoad (): 2004形式DWGで保存したデータを

 処理することによって例外エラー発生。

4449 – あるファイルをロードまたはリカバーするとき、処理されない例外エラーが起きる。

4451 – plotstylesを保存すると、無効なファイルができる。

4453 – RecomputeDimBlockモジュールの要求に応じたロードは、一度だけ動く。

4455 – 無効なオブジェクトがあるファイルを開くときに、処理されない例外エラーが発生。

4456 – ACIS regionsの分解は、正しく働かない。

4457 – データベース構築通知は、OdDbHostAppServices::createDatabaseへ

 移動したOdDbDatabase()から行われた。

4458 – downgradeOpen()で、変更フラグが不正に残る。

4462 – OdDbBlockTableRecord をサポートしないハイパーリンクがあった。

4463 – あるファイルをR15形式で保存することができなかった。

4464 – ある2008形式のDWGファイルを、R15形式で保存することができなかった。

4465 – MTextのベクトル化における問題。

4466 – OdDbDimension:: dxfInFields() は、non-DBROで正しくない。

4470 – コードページが失われているという警告が抜けている。

4471 – Shell edgeの色が、不正にレンダリングされた。

4472 – proxy DXFから修復したオブジェクトは正しく動かない。

4473 – MTextの非Unicodeバージョンへの保存が正しくない。

4474 – ViewTableRecord の読み込みと保存が正しくない。

4475 – Viewports 内の表示がずれた。

4478 – ACIS シェイド(陰影)表示の問題。

4479 – AcDbSection でファイルを読んだり保存する際の問題。

4481 – ConstantWidth は、全てのセグメントを変更しなかった。

4483 – 無料のライブラリ(非Windowsプラットフォーム、Borland)を使用すると、

 odInitialize() を2度呼ぶことによりクラッシュする。

4484 – WinGDI.gs のcreateDib() が失敗する場合がある。

4485 – OdDbMInsertBlock:: getGeomExtents() は、間違った範囲を返す。

4487 – OdGeExtents3d::center() が不正に働く。

4488 – ODA_Trace*() の出力が正しくない。

4490 – MLine:: put_Coordinates は、Z座標を無視しない。

4493 – 線種尺度が0で、Auditは不正に働く。

4494 – R18形式で保存したときのACISの問題。

————————————

翻訳するというのは、疲れるものだ。

はぁ~。

-DWG
-

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

関連記事

no image

DWGdirect2.0.1

2007DWG対応ということで、2.0.0が出たのがちょうど1ヶ月前だったな。 そして2.0.1が出た。 こんどはBeta版だとさ。(2.0.0はAlpha版だった。) Neil が書いていたよ。   …

Teigha改めODAでDWGをDXFに変換するプログラムをつくってみよう!【Part.3】

Part.2の続編。今回はODAプロジェクトがどんな構造になっているのかを、逐一つまびらかにこんこんと説明してみる。 【1.MFCプロジェクトの作成】 ファイル⇒新規作成⇒プロジェクトで、MFCアプリ …

no image

ワイプアウト

ワイプアウトなんて言葉は、日本語ではなじみがない。 拭き取る、一掃するという意味で、サーフィンにおいては波に煽られて ひっくり返ることらしい。 AutoCADのワイプアウト(WIPEOUT)の話題。 …

no image

線種生成モード

ポリラインには、線種生成モードという情報がある。 [システム変数 PLINEGEN] (AutoCADヘルプから引用) ポリラインの頂点での線種パターンの生成方法を設定します。 0 線種パターンを、ポ …

TeighaとObjectARXの相違点

ObjectARXはAutoCADのカスタマイズ環境のうちの最も高度なことができるもので、Teighaは別名ODAとも呼ばれるDWG互換CADの基盤となる環境。TX(Teigha eXtention) …