10年ぶりの引越しは完了し必要な家具などを買いそろえて、ほぼ以前通りの生活に戻れた。築32年の古い建物なせいか、室内設備にいくつか不具合があった。まずはトイレで、流す水を蓄えるタンク内の器具が劣化していて、流した際に水が止まらなくなるかもしれないと、ウォシュレットを設置した業者に言われていた。修理業者によって、新しい部品を設置してもらって解決。2つ目は浴室の換気扇。スイッチを入れるとカタカタと異音がした上で、換気を一切しない状態。2010年製造で耐久10年と書かれているので壊れていたのだろう。新品への交換となりその工事が今日この後行われる。3つ目は洗面台の蛇口。蛇口っていうとクルクルまわす昔ながらのものが想像されるがレバー式のイマドキのもの。温度を上げた状態でお湯を出してもちょろちょろとしか出ない。業者に見てもらったら、下部の水道の元のところのハンドルがしぼられていて水量が少なかっただけ。ハンドルを回して大量の湯が出るようになって解決。最後の4つ目は台所換気扇連動給気口。キッチンのガスコンロの上にある換気扇を回したときに、連動して動作するもの。換気扇が吸気なのに対して、そいつは給気。同じ読みでまぎらわしい。換気扇をOFFにした時点でその機器がキュッと音がする。それほど気になるものでもないが最初が肝心なので指摘してみた。同一機器が入手出来次第交換となった。こんな感じでいろんな社内設備が壊れている状態で、前住人はこんな状態でどうやって住んでいたんだって感じ。そんなもんだろというあきらめの境地でいたのだろうかね。
会社の話。おいらの席の近くにある部署のクソ上司が、ハラスメント的な教育を部下に行っていて聞くに堪えない。会社にいるもの同士でTeams会議でのやりとり。声が大きいから周囲にマル聞こえで、聞きたくもないのについつい聞いてしまう。「頭使えよ、頭!」「この2週間何やってたの?」「ダマってちゃわからん!」「どうすんだよ?」。彼らが置かれた状況の詳細はわからんし、わかろうとも思わない。断片的にそんな話を聞かされるこっちはたまったもんじゃない。おいらは上司になったことないから、部下の側に立っていろいろ考えてしまう。クソ上司の理不尽な要求を実現するために、見せかけのやったふり作業を織り交ぜながら仕事をするのは普通のこと。愚直に完璧な作業をやろうと思えるほど要求は低くない。アプリの品質を担保するための作業なんてそんなもんで、組み合わせによって幾何級数的に増えたテスト作業を、アホみたいにひたすらやってられんのよ。理想ばかり追って口先だけで介入してきて、手出ししないのがクソ上司。別の部署からの要求をそのまま受け入れて、そのまま部下に流してくるのが悪。理想は悪くないがそれが幻想であることに気付かずに、現実論における落としどころがわかっちゃいない。数年前に体感したクソ上司地獄があったから、ついついそんなことを考えてしまう。よそのことなんで、どうでもいい。困るのはそんなやりとりを身近で聞こえるレベルでやられちゃうことなんで、しかるべき手段でクレームを入れておくことにしよう。説教するのもいいけど、どっかの会議室でやってくれってこと。
2泊3日で姪っ子が上京して我が家に滞在していた。朝駅まで送ってさよならした。4月から横浜の会社に就職で、その会社による事前説明会に出席することと、一人暮らしする部屋を内見して決めに来ていた。今日父親と物件を見ていて結果として一つの部屋を契約したとのこと。横浜は広くて、都心に比べりゃ安くでいい物件がたくさんある。入社後の1年間の研修を過ごすためだけの部屋なので、それほどこだわりを持って探すものでもない。自宅は秋田、大学は仙台、就職先は横浜。いろいろと移り住む必要があってタイヘンなことだ。おいらは全部東京なので、地方出身の人のことはよくわからん。学生生活が終わって社会人になるというのは大きな変化。金を払っていたのが、金をもらうようになるわけで、すさまじい変化と言える。対価(もらえる金)にみあった仕事をするということ。金をかせぐということの醍醐味を体感していってほしい。バイトもしたことない女の子なので少々心配。社内にはクソ上司がそこらにいるだろうし、同僚の中にだって悪意を感じてしまうような輩がうようよしているのが社会。学校も似たようなものだが、金銭のやりとり(報酬や取引)がからむので、別次元の世界観がある。小さな失敗(つまづき)を経験して、そこから学びを得て徐々に成長していってほしい。大きなつまずきは絶望しか生まないので、社会に出てから5年くらいのあいだはないほうがいい。こればっかりは運なので、努力でどうにもなるものではないが。