一昔前は海外で電話やネットをするなんてありえなくて、日本の情報から切り離された状態で日々を過ごしていて、だからいいんじゃないかという逆説的な喜びがあったものだが、2026年の現在では海外だろうが日本だろうが情報が洪水のように押し寄せてくることが当然という感覚がある。とは言え、電話を受けるとなると容易ではなくお高い国際通話料金を払わなければならない世界観だと思いきや、ググってみればそうでもないねという思いがありつつ、そのやや裏技的でニッチな方法を軽く書いてみたくなった。
電話を受けられて電話をかけられることを同じ電話番号で行いつつ格安で行う方法は存在しない。よって、受けることとかけることを別の方法で実現することになる。受けるのは現契約のドコモを使うのがよい。海外滞在は21日とやや長い。15日以内であればAhamoやドコモMAXでそのまま使えるが、おいらはドコモMiniを契約しているのでNG。そこで追加契約として「世界そのままギガ」をその期間契約することになり、その期間をずっと契約すると14380円。土日を除いて3セットで契約すると、11,940円。データ通信は現契約の枠だから4GBと少ないので、その1カ月間だけ10GBの契約に変更する。ドコモの契約変更はいつ行っても翌一日から適用されるため、前月末に変更して帰国したら戻せばよい。
電話を受けるということではこれでよいが、着信(受電とも言う)してはいけない。ポチッと受けた瞬間に155円かかり、2分目以降は1分につき155円もかかるという高価っぷり。発信するのはもっと高くて、日本向けは1分で380円もかかる。たかが電話で、そんなに金をかけたくないので、電話を格安で発信する神アプリがある。少し前はSkypeというツールがあったが今はもうない。神アプリ、その名前はYolla(ヨラ)。日本への国際通話が1時間162円。誰も1時間も通話しないわけで、長くても10分くらいがいいところなので、1回で30円未満という安さ。アプリをインストールして初回登録すると、無料枠3~6ドルがチャージされるのもよい。無料枠だけでは使えないので、最安の4ドルを課金しておいた。ドコモの不在着信の電話番号を確認して、Yollaで発信すればよいということ。イマドキ、発信者番号がない電話は無視してよい。多くはケイタイやIP電話からかかってくるので電話番号は表示されるんだから。
海外に3週間行くというミッションはまだ3か月も先の話。電話とデータ通信はケリがついた。念のためのVPN通信は、NordVPNを契約する予定。サブ回線として妻が海外eSIMを契約する予定で、trifaで20GBが5022円。ホテルの無料Wifiありきだけど、それが使えなかった場合のデータ通信としてはこれで十分だろう。海外にいてなお、日本のビジネスを考えなければいけないのは悲しいが、逆に海外にいても日本にいるのと同じように仕事ができるという時代を喜ぶべきだろう。まだ時間はある。もろもろ調べつくして、このミッションをコンプリートしよう。