【CADのデモ】
今週はCADのデモを2件こなした。デモ専任が一人いるが、デモ依頼がばらけてくるとは限らず短期間に集中してしまうことがあるし、デモの内容的に百戦錬磨のおいらにしかできない場合もある。6月が販売店の売上締めというのもあって、依頼が集中しやすい。30年ものあいだ、一つのアプリに関わっていればイヤでも体に染みついてしまう。数年程度やった人に比べれば格段にスキルは高い。酸いも甘いもかぎわけて、話の方向性をいい感じのところ持っていける。決算セールで定価の半額で提示していた。結果的に今月の売りにはならず、次年度の予算取りを定価でおさえてくれた模様。仕切りがめちゃ安い製品を定価で売ることのうまみが営業にはある。近頃ではAutoCADを売ったところでほんのちょっとのうまみしかないなか、オリジナルCAD(競合なし)を売ってポイント荒稼ぎができる。内部にいるおいらにとっちゃ、どこがいいんだかよくわからんCADなんだけど、対外的にはニッチではありつつ、いい感じのアピール力があるみたい。Excel連携を見せてほしいということから、CADとExcelの連携をデモした。他社CADのスゲーExcel連携を知っているといかに陳腐なものかがわかってしまうが、そんなことはおくびにも出さずに、控えめな感じでアピールするのがいいのかも。それでも現状の陳腐なExcel連携の事実を思い出してしまった以上、今後の強化で考えなきゃいかんと思い、開発メンバーにその事前調査を投げておいた。次の次くらいのリリースで花咲かせられれば御の字だ。
【母校訪問】
高頻度で母校の高校を訪問しているなか、今週も行った。ややこしい状況があって、おいらが一人で高校に行って在庫調査をすることになった。平日の午後フラっと外出できるのは、会社を辞めて独立してほどほどの収益を出せているからだ。高校に行ったところで一円にもならんし、交通費だって自前で負担しなきゃならん。目的を果たしつつ、恩師の先生と会って話ができたから大きな成果を得た。同窓会組織の倉庫で名札ケースの数を数えるちうのが目的だった。倉庫というのがおもしろくて、一軒家おような建物の中に、各種組織用の荷物を置く場所があるという感じ。六畳一間の収納スペースに段ボールがほどほどに詰まっていて、どこに何があるのかの手がかりはあまりないから、手前の箱を開けて見ていった。20分ほどで目的のブツを見つけて名札ケースが約200個あることがわかった。その六畳間にパソコンが1台あった。推定10~15年前の年代もので、Windows XPくらいだろう。余裕がなくてよーくみなかったが、後で考えると外観をよくチェックして電源を入れてみてもよかった。仕事がらパソコンはくわしい。起動しなくたって、内部のSATA接続のHDDを取り出して、USB接続で別PCにつないでデータを確認できる。名簿の電子化、ホームページ作成なんてことを昔やっていたというのは聞いている。おいらがWebサイトを構築して、各種SNSを立ち上げて、連絡はLINEグループでやるようにしたわけだが、過去のIT化へのアプローチを見てみたいと思った。畳にペタッと座って作業したのだが、後で考えると埃っぽかったからダニがいたかもな。掃除機をかける、どこに何があるかをたな卸しする、明らかなゴミを捨てるなんてこともやりたくなった。おいらが勝手にそんなことをするわけにもいかんので、役員会で問題提起して同意を得てやるのか。。それが一番メンドウだ。エアコンが効くわけでもなくこれから暑い夏がやってくるので、秋になって涼しくなったらまた考えよう。
【CADをやろうとしている若者】
プログラムをやったことなく、CADって何ですか?というレベルの若者が、CADの開発者としての教育を受けはじめた。おいらが考える理想的な教育プログラムを提案してみたが、8割型スルーされた。おいらはしょせん社外にいるエキスパートな開発者という位置付けなので、その会社の教育プログラムには参画できない。参画してみたいという思いはあるが、それを押し売りするのもちがうだろうと考えて、今は静観している。25歳の線が細い若者。数年前にもそんな青年がいたが、3年ほどで離脱してしまった。今度はどうだろうかと危ぶんでいる。その人間が組織に残って継続してやっていってもらうためには、おいらが参画しないほうがいいとも思った。継続してやってもらったところで、実績を出せなければ意味がないと思うのがおいら。先方は継続こそが重要で、実績が出るかどうかは二の次という考え。少しはわかる考えだ。そこに人がいるという現実があるから金を請求ができるというみせかけの形。短期的にはそこに箱があるのが大切で、その箱が空でもいいということ。9年後、おいらが引退するときに、中身が詰まった箱がそこにあるだろうか。とても可能性が低い。でも、それでもいいじゃんと思っていて、おいらが引退するときにCADプロジェクトがきっちり終焉をむかえるのが美しい形。このCADが生まれてから5年後に合流したのがおいらで、その後30年にわたって関与してきて最後の1人として全部やっていたのが3年ほど前のこと。このまま終わっちゃもったいないからと、開発メンバーを追加して延命させようとしているのが今。アプリケーションでも会社でも人間でも寿命がある。来年死んじゃうかもしれない。9年を経て後継者が育っていて、その後30年続けられるかもしれない。遠い先のことなんてわからん。少年老いやすく学成り難し。老兵は死なず、ただ消えゆくのみ。どうにでもなれと思うのが正直なところだ。