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Macの電池

 Macintoshのパソコンには、交換可能な内蔵電池があります。これがよく切れるらしいんです。妻が以前使っていたG4では、1回交換しました。ある日突然、日付が1900年だかになっていて、ビックリしたようです。Windowsユーザーにとって、パソコン内に電池があるなんていうのは、想定外です。Windowsパソコンにも内蔵時計はあるはずなので、何らかの電池があるとは思うのですけど、それが切れるなんていうことは想像できません。

 先日、その電池を買いに行きました。1個1000円也。3.6Vリチウム電池で、普通の単三電池を1/3くらいに輪切りした大きさです。妻が今使ってるG5が何らかの原因で起動できなくなり、いろんな可能性を探ってるうちに、内蔵電池が切れたのでは、と思ったからです。結果的には、内蔵電池を交換しても、起動することは出来ず、修理することになったのは、大変残念なことでした。

 サポートセンターに電話して、修理を依頼したところ、約5万円という金額がはじき出されました。むこうの人が、あれは試したか、これはやってみたか、といくつか質問を投げてきたようですが、一通りのことは試していたので、後日マシン引き上げということになりました。

 どうやって、こんな状況になったのかというと...。セキュリティーアップデートの通知がきたので、実行しようと操作をしていたら、途中で画面が固まった。こりゃダメだということで、強制終了したら、2度と正常に起動できなくなった、というものでした。添付のCDから起動することもできずに、打つ手なしという感じです。Webで調べたら、「Macが起動できなくなった」という記事がたくさんありました。近頃のWindowsは丈夫になったようで、OSが起動できなくなるということは少なくなってきたと感じます。Win95くらいの時代は、2年に1回くらいのわりで、起動できなくなって、OS再インストールをやっていたような気がします。ちょいオーバーかもしれませんが。

 それにしてもMacは、訳分からんです。Windowsしかしらない私にとっては、トラブルの問題解決方法が全く想像がつきません。経験則が全く通用しません。OS9とOSXでは全く対応策が異なり、混乱します。マニュアルやWebなどで情報を集めても、初めて聞くような用語が多用されていて、困ってしまいました。しかたなく、眠っていたG4を起こして妻は仕事をしています。

 次はWindowsマシンを買おうかなー、とつぶやく妻に、ぜひそうしたほうがいい!と自信をもって発言したのでした。だって、パソコンに電池が入ってるなんて、奇妙ですから。

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