サイトアイコン CAD日記

画層ビューア

AutoCADの画層をサムネイルで見たい。

そんな要求から生まれた機能。

画層ビューア。

だいたい形になってきたので、そのイメージを載せてみる。

この機能の親機能となるDWGビューアから呼び出されて、

画層の表示およびフリーズの状態を変更する。

サムネイルはもちろん、リスト形式にも対応。

サムネイルのサイズは、小中大の3段階に加えて任意サイズもあり。

大きくすれば、はっきりくっきり図形の存在を把握できる。

内部処理はベクトルで行っているため、処理に時間がかかる反面、

きれいな画層状態が再現できるだろう。

さて、この機能を作りこむのに苦労した話を1つ。

以下、VCのプログラムに関する話題。

リストコントロールの地獄が待っていた。

MFCの CListCtrl だ。

単純に文字だけ表示するリストだったら、なんの事はないのだが。

画像を入れるとなると、未体験だった。

CImageList。

同じサイズのイメージをコレクションするもの。

リストコントロール内で画像を扱うためには、避けて通れない。

エクスプローラの詳細 or アイコン表示みたいなもの。

詳細は省くが、試行錯誤の後、体得した。

それから、仮想リストコントロール。

これは、むかし悪戦苦闘したことがあったので、何となく覚えていたのだが、

久しぶりに接してみて、だいぶ忘れていることに気付いた。

LVN_GETDISPINFO でググってみたら、よい記事にたどり着いた。

大量データを高速に効率よくリストコントロールで表示する方法。

しかし奥が深いな、リストコントロール。

MFCプログラミングをやる上ではかかせないものだ。

そして、トラブると迷宮に入ったように抜けだせなくなる。

今回は運良く、短時間で謎が解明されたからいいようなものの、

過去には、寝ても覚めてもリストコントロールの謎が頭をよぎっていたこともある。

悪夢すらみた。

さて、明日から会社なり。

たった2日間だから、ひとつだらけていこうかね。

そして、約1週間のバカンスに入る。

なんだか、サワサワしてきた。

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