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AutoCADのバージョン

AutoCAD 25周年とのこと。
四半世紀もの歴史があるというのは、偉大なことだ。
ちょうど2009も手に入ったことだし、
AutoCADのバージョンとリリース日付について調べてみた。
特についでがあったわけではなく、純粋にこのためだけに
調べたあたり、AutoCADへの思い入れが強いということだ。

Regular Ver. Date   LT Ver. Date   Data Ver.
2009 2008/02/15 2009 2008/02/27 AC1021
2008 2007/02/14 2008 2007/02/21 AC1021
2007 2006/03/11 2007 2006/03/12 AC1021
2006 2005/03/11 2006 2005/03/11 AC1018
2005 2004/03/10 2005 2004/03/10 AC1018
2004 2003/03/25 2004 2003/04/25 AC1018
2002 2001/07/11 2002 2001/09 AC1015
2000i 2000/09 2000i 2000/09 AC1015
2000 1999/05 2000 1999/05 AC1015
98 1998/11/04 AC1014
R14 1997/05 97 1997/11 AC1014
R13J 1994/11 95 1996 AC1012
R12J 1992/09 R2 1995 AC1009
GX-5 1990/12 R1 1994 AC1009
GX-III 1988/11 AC1006
EX-II 1987/09 AC1003
EX 1986/11 AC1002

※年月日まで記入されているのは、CDやDVD内の最新ファイル日付。
※年または年月まで記入されているのは、はてなダイアリーからの引用。
※日本で発売されたバージョンのみ記載。
はてなダイアリーによると、AutoCADがはじめてリリースしたのが、
1982年12月で、Release1というバージョンとのことだ。
当然、Windowsなど存在しない時代だ。
(WindowsのVer1は、1985年。一般的に広まったWindows3.1は、1992年。)
MS-DOSのVer1が出たのが1981年とのことなので、
ギリギリMS-DOSで動いていたのだと予想する。
それから、25年が経過した。
パソコンの劇的な進化があり、AutoCADもまた同じように進化している。
Windowsの寡占が進むのと同様、AutoCADも他のCADを飲み込み
肥大化しているように思う。
今現在は、国産CADがけっこう生き残っているが、
近い将来、AutoCADに飲み込まれていくだろう。
世界の中で、多くの国産CADが残っている国は日本しかないらしい。
欧米や日本以外のアジア各国では、AutoCADなどの代表的なCADによる
寡占が進み、小さなCADメーカは淘汰が進んでいるらしい。
寄らば大樹の陰。
今後もCADで食っていくなら、AutoCADに寄り添っていかなければ
ならないな、と思う今日この頃である。

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