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電池切れ

妻のPCが調子悪く、危うく新しいPCを買ってしまおうかと思ったくらいだった。
現象を見極め、あれこれ思い悩んだ結果、原因が判明した。
電池切れだった。
コンビニで購入したリチウム電池 284円。
リチウム電池
マザーボードに装着されているリチウム電池。

妻のPCは購入してから半年しか経っていない。
買った直後から、おかしな現象は起きていた。
・電源を入れてもWindowsが起動しない場合がある
・マウスの動きが極端に悪くなる場合がある
・Windows起動中に固まる
・不定期にフリーズする
いずれも、まれに起こる現象なのでそれほど気になるものではなかった。
ところが、数日前に以下の現象が発生。
電源ONすると、BIOSの画面で止まり、ずらずらと英語の表示がされて、
最後に「Floppy disk(s) fail(40)」と表示される。
F1キーを押すと、正常にWindowsが起動された。
何が起こったのかわからなかったが、とにかくFDD関係だろうと考え、
BIOSでDrive AをNoneに設定したところ、BIOS画面で止まることはなくなった。
これで一件落着と考えるのは甘かった。
翌日PCを起動したら、全く起動することができなかった。
電源を入れても、画面が全く表示されない状態が何度か続き、
そのうちSafeモードでの起動ができるようになり、
さらに何度か再起動を行ったところ、BIOS画面で止まるものの
F1キーで正常に起動できるようになった。
これは外れPCをつかまされたな、と感じた。
増設したメモリが悪いのか、HDDが壊れたか、
Windowsを再インストールするべきか...。
いろいろと思い悩み、時間を浪費するのはいやだった。
たかが10万くらいのものなんだから買っちまえ!
という結論を出し、寝ることにした。
翌朝冷静になって考えたところ、電池切れというキーワードが頭に浮かんだ。
BIOSが毎回初期化されている→電池切れ、ということだ。
BIOS、電池切れ、Floppyというキーワードでググったところ、出るわ出るわ、
うちと同様のトラブル現象の数々。
我が家では、PC未使用時は電源タップのスイッチをOFFにしているので、
コンセントを抜いているのと同じ状態になる。
この状態が長く続くと、マザーボードへの通電が行われず、
マザーボードに装着されているボタン電池が消耗するらしい。
電池が切れると、BIOSが初期化されてしまい、
設定が毎回戻ってしまい、様々な異常動作が起こる。
おいらのPCは買って2年ほど経っていて、妻のPCと同じ条件で
使用しているけれども、そんな現象は起きたことがない。
買ってから、たった半年しか経っていないPCで
電池が切れるとは、ちょっと納得できない。
運が悪かったと思うしかないだろうか。
以前、MACで電池切れによるトラブルに遭遇しているが、
まさかWindowsマシンでもそんなことがあるとは思いもしなかった。
MACの場合は、専用の電池が必要なので買ってくるのにも骨が折れたが、
Windowsの場合は汎用的なボタン電池なので、コンビニで買うことができた。
そして、平和な日常が戻ってきた。
やれやれ。

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