サイトアイコン CAD日記

らせん

長くAutoCADに関わっているが、らせんなんていうオブジェクトが
あることは知らなかった。
スプラインから派生したオブジェクトで、コイルのばねや
DNAの二重らせん構造のことらしい。
AutoCADで簡単に描いてみた。
らせん
調査の結果、AutoCAD2007からできたオブジェクトであることが判明した。
AutoCAD2010のメニューでみると、作成(D)→らせん(I)。
リボンでいうと、ホーム→作成→らせん。
こんな目立つところにあれば、その存在を知っている人は多いだろう。
しかし、これを図面に使っている人がどれほどいるか。
スプライン、つまり曲線の一種であることが数学好きの心をくすぐる。
ベジェ、クロソイド、インボリュート、3次Bスプライン、そしてらせんときたものだ。
くわしく知っているわけではないが、なんだかわくわくしてくる。
でも、数学で食っていけるのは学校の先生くらいのもので、
しがないCADプログラマーには、とんでもない話だ。
売れるCADつくって、稼がないと。
英語でいうとHelix。
Helixといえば、MICRO CADAM Helix が思い浮かぶ。
ヒーリックスと呼んだはずだが、ヘリックスとも発音するらしい。
Helixが、らせんという意味であったことはまるで知らなかった。
らせんといえば、リングにはじまる鈴木光司のホラー3部作の2作目。
リング、らせん、ループ。
何気なく近くのテレビをのぞいてごらん。
テレビ画面の奥のほうから髪を振り乱した貞子が....。
なんてね。

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