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麻雀放浪記

麻雀放浪記の文庫が書店で平積みされているのをみて、
おいらにしてはめずらしく迷いなく購入して、
読了するのに長い時間を必要としなかった。
麻雀をやる人間にとって、麻雀放浪記はバイブルであり、
阿佐田哲也といえば、神だ。
小説を読んだことなかったのは、麻雀好きのおいら的には
失態に近いが、映画は何度もみていた。
白黒の映像で、戦後の暗い時代を素晴らしく再現している。
俳優陣は豪華で、以下の通りだ。
 真田広之/鹿賀丈史/加藤健一/名古屋章
 高品格/加賀まりこ/大竹しのぶ
鹿賀丈史と大竹しのぶがいい演技をしていた。

最後に、出目徳が九連宝燈を上がって死ぬのが印象的だ。
「死んだら負けだ!」ドサ健の無情な言葉により
身ぐるみはがされて、土手下に転がされて...
達(たつ)は言う。
「おっさん、俺もおっさんみてえなバイニンになって、
おっさんみてえに死ぬよ。」
それでも勝負は続いていく。
※バイニンとは、売人のことで商売人の略、
 意味としてはプロのばくち打ちってとこか。
今の若いやつらにもせひ読んでほしい作品だ。
麻雀好きにはたまらないはず。

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