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DRAWINGVIEW

AutoCAD2012で増えたオブジェクトの一つにDRAWINGVIEWがある。
日本語では図面ビューと表現される。
AutoCADで実際に描いてみたから、確かな情報だ。
3次元モデルを2次元の平面に投影したもので、平面図、側面図、
立面図、等角投影図などとして使うものだ。
DRAWINGVIEWは、DXFに保存したときにグループコード0の
情報がどうなっているかを調べてみてわかったこと。
AcDbViewBorderは、Teighaのサンプルアプリで図面ビューの
クラス名がどうなっているかを調べてみてわかったこと。
両者の名前にはあまり共通点がないので、別物かもしれないが。
軽くしらべてみたところ、DrawingViewはInventorの機能のようだ。
AutoCADがなんちゃって3次元であるのに対して、
Inventorは本格派3次元なわけで、まぁそういうことだ。
3次元CADにはあまり興味がないおいらなわけだが、
3次元図形を2次元に投影している点がたいへん興味深い。
例えば、3次元空間に円があったとして、それを2次元に投影すると、
円または楕円または線分になる。
その場合分けと幾何計算と誤差の扱いと。
おもしろそうだ。

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