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AutoCADのサブス

AutoCAD 2016の記事が妙にアクセス数増加中なので、この流れに乗って
AutoCADの記事を書いてみる。
オートデスク社は、サブスクリプション販売に舵を切った。
元々、けっこう高いソフトの売り切りをメインに商売していたところ、
リーズナブルな価格で期間限定動作させる形をメインにしようと
していると思われる。
以下、アマゾンの売り切り商品で、約15万円なり。

AutoCAD LT 2015 Commercial New SLM

  • 出版社/メーカー: オートデスク
  • メディア: DVD

で、サブスの場合はどうかというと年間約6.1万円なり。
3年使うと18.3万円になり、売り切りの15万円を超える。
2年以内で使うならお得ってことなのか。。。
月ごとのプランもあって、7560円なり。
20ヵ月使うと15.1万円となり、売り切りの15万円を超える。
1年以内で使うならお得ってことなのか。。。
サブスの特典としては、契約期間中のバージョンアップが可能。
年に一度出る新バージョンを別料金なしで使えるってことで、
これは大きいような小さいような。
LTの強化ってことは2次元CADのこまごまとしたものであって、
CADを使いたいという要求の中では些細のものだ。
ユーザーは、多少高くとも売り切りタイプのものを選ぶだろう。
一方メーカーとしては、売り切りによるその場限りの収益を上げるより
毎月、毎年の定期収入が欲しいわけだ。
サブスの魅力はバージョンアップがメインなんだけれども、
それ以外の魅力を与えられれば、この挑戦に勝てるだろう。
よーくウォッチしていこう。

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