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同窓会で101名も集めちゃったぞよ

6.5同窓会から約1カ月経ち、ここ最近は至極普通の日々が続いている。ここ5年くらいやってきた同窓会やってみようぜマイブームの集大成として、高校の同一学年全体の同窓会を開き、先生11名生徒90名の合計101名が集まって、盛大な会となったのだった。苦労もしたけど、みんなに喜んでもらえてよかったなぁって感じで、よーくやりきったという達成感もありつつ、虚脱感もあるのだった。
思えば起点は、高校の同級生が年に一度集まる会だった。毎年集まるメンツは決まっていて、人数は7、8名ってところだった。いつの間にかおいらが万年幹事をやるようになって、徐々にその参加人数を増やしていったところで先生呼んでみようってことになって、15名くらいの会になった。その先生がまだ現役で、しかも教頭先生になっていたというのが大きいきっかけだ。そのメンツでの広がりはそこで打ち止めだったので、別のグループとして理系クラス全100名弱を対象にして同窓会をやったら、40名くらいの会になってなかなか盛り上がった。理系クラスじゃあ限りがあるじゃんってことで、今回の学年単位の会になった。全500名くらいを対象にして90名集まれば、結構な高い参加率だったと思う。卒業から27年も経っているんだから、ホントよーく集まったもんだと感心することしきりだ。
今回の100名参加の同窓会では新しい試みをとった。幹事グループを作って、複数名での企画・運営を行ったのだ。これまではおいら一人で準備して、当日のスケジュールなんて一切考えずに、当日のノリで会の進行をしてきたのだが、100人も集まるんだったら、みんなでちゃんと考えて、会を進行しようと思ったのだ。いやはや、これがかなり大変だった。ハガキ出すやら、Facebookグループ運営やら、台本作りやらってところがみんなで分担できたのはいいんだけれども、9名からの人間が集まれば、その参加密度の違いや考え方の違いがあったりで、それをとりまとめるのは予想以上に疲れた。当初から司会進行はおいらがやるつもりだったが、最初に作ってもらった台本がかなり凝っていたため、うへぇ~こんなにちゃんとやるのかよとうんざりしたなか、作ってもらった人間にそんな文句を言えるわけもないので、そのちゃんとやる路線で最後まで実施したので、あれやこれやで当日までに1カ月間くらいは、緊張と重圧で押しつぶされえそうになったりした。
9名の幹事会って言ったって、作業の大半はおいらともう1名の2名でやっていて、他3名くらいがそこそこ口や手をだして、他4名は関与薄い状態となった。もちろん当日は、みんなフル回転でがんばってくれたから、この幹事会システムは大成功だったと思っている。心残りなのは、おいらが司会進行でていっぱいいっぱいで、十分に楽しめなかったってことくらいか。本当はもうちょっとゆるい会にして、幹事たるおいらも心の余裕をもって、自分も楽しみたかったんだけれども、まぁしょうがないかと割り切った。
参加した人間は口をそろえて、幹事のみなさんありがとうとお礼を言っていた。卒業して27年も経っているのに、よーくこんなに多くの人を集めてくれて、恩師や友人と会う機会をくれてありがとうって感じだ。おいらは、なぜ同窓会幹事をこんなにやっているのだろう。。。みんなに喜ばれたいという気持ちはある。おいらも旧友に会いたいって気持ちはある。そんな気持ちだけで、日々仕事があるなかで、これだけの苦労をして同窓会を運営することにはならない。人を支配したいのだ。支配っていうとオーバーなので、「影響を与えたい」と言い換えよう。仕事ではそんなに影響力持ってないけれども、プライベートではオレってこんなにすげぇんだぜって思われたいのだ。以前、生きた証が欲しいなんてことも書いたけど、自分の影響力が多くの人間の頭に残るってことがおいらの喜びなのだ。今おいらが死んだら、葬式には同窓会などに呼んだ多くの人が参列してくれるなぁって、たまに頭をよぎる。人に影響力を与えるという行動が起点となって、いつか選挙に立候補してみようか、なんてアホなことが頭をよぎることもある。
来週は幹事を手伝ってくれた7名で集まる「おつかれちゃん会」がある。それが終われば、おいらのマイブームも終わる。よーくやったよなぁ。でもちょっと思うこともあって、3年後くらいにもう一度この会をやれば、今度は150名くらい集まるんじゃねぇかと。またあの苦労をして、そして1.5倍の喜びを感じられる。マイブームは終わるけれども、やっぱ、もっとデカい影響力を持ちたいって気持ちもある46歳の中年男なのだった。

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