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高熱と悪夢からの解放

久しぶりに熱を出して会社を休んだという話。39度の高熱が2日続いて3日目に熱が下がったから会社に出て、たまっていた仕事を遂行するために夜遅くまで働いて帰ってきたら熱がぶり返して、その夜の苦しみは高熱が続いた2日間をしのぐものとなった。眠れぬ夜を過ごしたけれども、明け方から少し寝たおかげで何とか持ち直したものの微熱があったので本調子ではなくて、昼から夕方まで寝たらすっきりして、健康体であることの喜びを今かみしめている。
一連の出来事を時系列で振り返ってみよう。
3連休最終日の月曜日、横浜に繰り出してショッピングと食事を楽しんだ。ついでに大桟橋に行ってみようということになり、炎天下の中テクテクと歩いて行った。行きはそんなに距離がなかったことから問題なかったが、帰りが大変だった。関内駅までの20数分を猛暑の中ひたすら歩いたことで、汗ダラダラになり、後で気が付いたのだが首回りにやけどのような日焼けをしていたのだ。これが後の高熱につながるなんて、そのときにわかるわけがないのだった。タクシー乗ってサクっと駅まで行くべきだったと今さらながら思うが後の祭りだ。
翌火曜日は出社日で、日常通りの朝をむかえて普通に勤務を始めた。普段と違ったのは、昼飯にいつも行かない中華料理屋でニラレバ定食を食ったくらい。油で揚げたようなレバーに辟易して、数切れのレバーを残した。このニラレバが高熱の原因になったとは思わないが、この時点で体の弱りが顕在化して、食欲を減退させていたのだろう。夜7時くらいだったか、妙に体が熱くそしてだるくなってきた。こりゃあ熱が出たなとわかるくらいだったので、9時に仕事を切り上げてタクシーで帰宅した。週初めは禁酒デーと決まっていたが、酒を飲みたいという気はぜんぜん起こらずにメシ食ってそうそうに寝ようとしたのだが、すでにこの時点で高熱が出ていたのだろう。眠れず、寝ようとしても悪夢ばかりみて、暑くて寒い感じの苦しい夜を過ごした。
水曜日。明らかに熱があるのはわかっていたので、病院行ってから出社するつもりでいつもよりも長くベッドにとどまった。体はだるいものの、大事な会議がある日だったので、午後から出社する気持ちが強かった。出社支度を整えて近所の内科に行って体温を測ってみたら39度だった。その瞬間、出社することを断念した。事前に考えていたのは、38度程度だったら大丈夫だろうってことで、それを大幅に上回る体温だったのだ。家でゆっくりできるという安心感もあったが、会社を休むことでその後の仕事が厳しくなること、高熱なんだからゆっくりなんかできないという現実も頭をよぎった。その日の昼飯やら水分補給用のドリンクを買って帰宅した。夏のくそ熱い中、布団をかけて汗をかいて、着替えてを繰り返して、午後から夕方まではよく眠れたと思う。しかし、この昼間の睡眠が、夜の眠れない状況をつくってしまったのだった。寝ようとしても眠れないというのは苦しい。うつらうつらしていると、何やら仕事のことを考えているのだが、ことごとくうまくいかない状況かつ現実的でない思考となる。悪夢ってやつだ。
木曜日。朝体温測ったら38.7度。少し下がったけど、しょせん少しなので、2日目の欠勤を決断。寝て、汗かいて、着替えての繰り返し。こんなときでも食欲が減退しないのがおいらの特徴で、メシ食うことだけが楽しみだった。おかゆ、うどんという体調不良時の定番メシを食いすぎない程度に食って1日を過ごした。昼間はあまり寝なかったので、夜によく眠れて、翌日の復調につながったのだろう。
金曜日。3日連続の欠勤は絶対まずいという気持ちがある中、朝体温計に出た数字は36.8度。平熱よりも若干高かったが、迷わず出勤。夏にしては涼しい日だったのに、おいらは汗がよく出ていた。体温調整機能がうまく働いていなかったのだ。欠勤2日のあいだにたまっていた仕事がガシガシとやっつけて、気づけば夜10時になっていた。ちょっとだるくなっていた。病み明けに長時間労働したことは後悔していないが、それにしても働きすぎたと思う。ヘロヘロになって帰宅した。週末の解放感もあり酒を飲んでみたがうまくないし、また熱が上がってきたので寝ることにした。思えば、この夜がいちばんつらかった。悪夢は見るし、眠れないし、せきのしすぎで腹筋痛くなるし、暑いし、寒いし。いてもたってもいられなくなって、寝室を出て別の部屋でぶらぶらしたりした。夏カゼってやつはホントにつらいと思った。
土曜日。5時くらいから眠ることができて、9時に起きたらかなりすっきりしていた。火曜にもらった薬がなくなっていたので、一応内科にもう一度行って、薬をもらってきた。昼飯は近所のうどん屋で、うまいうどんを食った。帰ってきたら眠くなったので、昼から夕方までじっくりと眠れた。夜はいつもの調子で、酒を飲み10時には眠りにつこうとしたが、昼寝のせいで眠れなかった。
そんなわけで今こんなブログを書いているのだ。今12時40分。せきもだいぶ治まってきたし、明日の日曜日は普通に過ごせることだろう。ここ5年くらい熱を出して会社を休むなんてことなかったのだが、いやはや苦しいものだった。インフルエンザになったのが5年くらい前だったかな。こういう苦しみがあるから、その後の日常生活に喜びを感じられるってものだと思う。健康な体ってのは重要だ。そろそろ寝ようっと。

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