若者というタイトルで記事を書いたのが約5年前の2012年だった。そのメンツで飲む機会があり、ガッツりと飲みそして語りあってきた件について書きなぐってみよう。
当時30代前半だったのが30代後半になっていて、今では社内で責任ある立場についている。一方おいらはというと、ここ10年くらい立ち位置は何も変わっておらず、そやつらがおいらの立ち位置に追いつき、そして若干追い越されたところにまで来ていた。昔のようにほとばしる情熱は感じなかったが、うまく（かしこく）立ち回れる能力を身に着けた感じになった。おいらが47歳でもう会社員としてのピークを超えたので、目立たずにうまいことやろっかなと思っているのに対して、やつらは36～38歳でまだ技術力のピークはむかえていない中で政治力も身に着けて、さらに上を目指してやっていくことだろう。
ここ数年やつらに仕事で助けてもらうことが増えてきた。こっちが助けてやれることは仕事上はあまりないので、こんな会を定期的に企画して、ガスを抜いてやるのがいいと思っている。おそらく年収は抜かれているがそこは年長であるおいらを立てて飲み代くらいは払わせろと考え、3人で1万円弱の支払いをしたら「いやいやいや。。」って3000円渡されてしまった。やや不満が残るが、いくら金があるおいらだって、たかだか1万円なんてはした金だからって、そうそう高収入じゃないからまぁ許してやることにした。
小さい子供2人と子育て中の妻がいて、毎晩深夜まで働き休みは子育てと妻の機嫌取りに忙しいPM初心者の36歳で、おいらとは麻雀仲間でもある。大学院出の新婚ホヤホヤ、数年のPM経験から近頃やけに評価が高まってきていて上層部にこびない38歳は、酒飲むとおもしろい。ちっちゃいプロジェクト2つのPMを回すことはここ数年の経験で慣れてきたので余裕しゃくしゃくだけど、どんだけやっても評価が上がらず逆に下がるばかりなので、近頃は仮想通貨の取引をはじめて、いつか大儲けしたいと考える47歳はおいらのこと。