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お盆休み企画最終回「ちょいとギョウザ食いに宇都宮に行ってみた」

お盆休みで平日が休みとなったこの月~水の3日間の最後を締めくくるべく、何をしようかと考えつくした結果何も思いつかなかったので予定は何もなかった。あれよあれよと時間が過ぎていくなか、11時を過ぎてしまった。ハラヘッタぞと思って最初に頭に浮かんだのがギョウザであり、ここ半年くらい休みの日にどこへいこうか協議で妻に却下し続けられていた宇都宮行きが浮上した。東京駅から東北新幹線乗れば49分で着く場所で本場のギョウザを食う!以下、時系列で振り返ってみよう。

11:20 自宅にてえきねっとで新幹線の予約を実施。自由席でもいいか一瞬考えるも、23区年収ランキングトップの港区に住むおいらがそんな庶民な活動をしていては日本の景気はよくならないぞと考え直して、グリーン席(6,470円)をゲット。

11:30 大急ぎで身支度を済ませて自宅を出発。徒歩10分で浜松町に着き、少し遅れていた京浜東北線快速に乗って1駅で東京駅着いたのが11時48分と、予約した新幹線の発車時刻がせまっていた。少し早く歩いて新幹線ホームについたのが11時55分でちょっとギリギリだったけど、まぁ間に合ってよかった。

12:00 東京駅発車。窓際の席にゆったりと腰かけて流れゆく景色には見向きもせず、TwitterとFacebookで情報収集していたらあっという間に49分が経った。一昨日ビットコインが50万円近くまで爆上げていたのはやっぱおかしかったようで、45万円くらいまで下がってきていて、少額だったら参入できる状態になってきた。ちょっと時間があると仮想通貨のことばかり考えてしまうのはよくないので、そろそろ思考を切り替えておかないと明日からの仕事に支障が出るなぁ。。

12:49 宇都宮駅着。あいにくの小雨降る天気ながらギョウザ食うことが目的なので、別に問題ナッシング。ヤニ食った後、目的の店に向かった。新幹線でググっておいた店である「宇都宮餃子館 駅前中央店」。西口を出たロータリーの真ん前に位置していて、幸いなことに待ちなく入れた。少しくらい待つ店のほうが達成感があるのだが1人で行列に並ぶのは退屈に違いないので、そんなところも含めて店選びは正解だったと言える。なお、近辺の店で行列になっていたのは餃天堂という店で10~15人常に並んでいた。もし今後妻と来ることになった場合はそこに行くことにする。

13:10 頼んだのは12種類食べくらべセット1100円+生ビール580円。いろんなギョウザが12種類もあるという魅力的なセットで、そのうち一つは激辛と命名されていた。確かに1個辛いのがあったが激辛というほどのことではなかった。辛いもの好きのおいらは舌がマヒしているのか一般的な激辛をピリ辛程度にしか感じない。やっぱ昼酒最高って感じで30分程度で平らげた。

13:40 このままサクっと帰ると「休日のランチに本場のギョウザを食った」って感じになって美しいのだが、せっかく宇都宮来たんだからと貧乏根性が出てくる。宇都宮城址がタクシーで5分の立地にあることは、前情報として仕入れていたので行ってみた。けっこうな雨になっていたせいか、現地には観光客が10人くらいしかいなかった。しょせん城跡であり、天守閣があるわけではないので、観光地としては力不足な感じ。ざっと見れば15分で終わってしまうところを、なんせヒマだから1時間くらい滞在した。ベンチに座って缶コーヒーを飲むおいら。

歴史博物館的な建物内で見たなかで印象に残ったのは宇都宮城釣天井事件。当時の城主が、徳川二代将軍秀忠を暗殺しようと試みた件で結果的には未遂で終わったが、天井を落として人を殺めようとする発想が人々の印象に残ったらしい。その城主の名前が本多正純で、大河ドラマ真田丸で言うところの近藤正臣が演じていた本多正信の息子で伊東四郎の息子が演じていた。なお、この事件は事実かというとそうでもなく、先代家康からの重臣である本多家を妬ましく感じた周囲の作り話であるという説が有力らしい。その後、本多家は改易となり最後は秋田の横手城でひっそりと73歳の生涯を閉じた。

14:58 宇都宮駅から東京行き新幹線乗車。帰りは自由席4,410円しか買えず、そうなると席が空いているわけがないので約50分立ちっぱなしだった。行きはグリーン席で優雅だったのとは対極の状況でおもしろい。お盆休み最終日の昼3時くらいで上りの新幹線の指定席が取れるわけがないっつーの。ここでもTwitterで情報収集をしていたが、立っていると時間が経つのが遅く感じられて、長い長い時間となった。Zaifトークンが値上げりしたようで、こないだ買った分どうなったかなぁと気になるも10月までは忘れていなければいけないことを思い出したので、見て見ぬふりをすることにした。

15:48 東京駅着。山手線に乗り換えて浜松町に向かう。
16:15 自宅着。
家を出てから帰るまでの所要時間は5時間弱。ギョウザを食い、ビールを飲み、宇都宮城址を見学した。ひとりぼっちの旅だったので、人としゃべることはまったくなかった(タクシーの運ちゃん、餃子屋の店員とのやりとりは会話に入れない)。やっぱ、ひとりじゃさみしいね。いつものように、妻といっしょで、その場で起きたこと・昔のできごとなどをしゃべる形が望ましいということを痛切に感じさせられた旅だった。

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