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昼メシを誰かと食うという社内営業

20代、30代は、会社で昼メシを食うのは必ずみんなで行くものであり、1人でメシ食うという考えあるいは行動をしてこなかった。そのせいか、

数年前まで1人で昼メシを食う自分がなさけなくも恥ずかしいという感情があった。今思うと異常なことであり、どんだけ群れてればいいんだよと我ながらあきれる。おいらの行動力のなさの源泉はそんな時間を過ごしたことにあったのだろう。群れの中で真ん中よりも上にいる優越感にひたり、安心していたわけだ。ここ10年くらいは昼メシを1人で食うことが当たり前になった。会話がなくて無理くりネタを探したりなんて必要はなく、誰にも気兼ねなく自分の好きなものを自分のペースで食う。スマホいじったり、物思いにふけったりという時間があるのは素敵なことだ。

ただ、あんまりにも人と接しないと社内で円滑な人間関係ができないので、週に1回くらいは誰かを誘ってメシに行く。メシを食いながら話すことは仕事のことだったり趣味のことだったりと、相手や自分の意外な一面が見えたり見せたりできる。その相手が年中話をする相手でなければネタに事欠かないので、けっこう刺激を受ける。毎日同じ相手のメシを食うのはきっと苦痛だと思うはずだ。こうやって、社内でおいらが好ましいと思う人間とのコミュニケーションをとることは、自分の精神衛生上も仕事を続けていくためにも効果は高い。仕事は、スキルだけでなくて人間関係を円滑にしていく能力も重要だからな。

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