NISAで特定銘柄を買って高いときに売るということを最近やっていた。みずほ銀行は単価が安くて買いやすいから何度も売り買いしていて、これまでにそこそこ儲けさせてもらっていたが、近頃の社会の動きを見ていてそろそろ限界じゃないかと考えて多くを売り払った。195.3円で買っていた4100株を、今日の最高値に近い220円で売ることができた。利益は10.1万円くらい。手数料3000円くらい取られるから9.8万円の純利益だ。
少し前までは銀行に就職できたら一生安泰なんて言われていたが、そんな時代は終わっている。銀行という組織は、競争が激しくて定年まで銀行本体で働き続けることができないことを知っていた。叔父（父の妹のダンナ）が某有名銀行に勤めていて、おいらが小学生くらいのときにテレビに出演したくらいのできる人だったらしいが、50歳くらいで関連組織に転籍したという話を聞いて、なんて厳しい職場なんだろうと思った記憶がある。もちろん、いい待遇で外に出て定年まで働けて、生涯年収はずいぶんもらっただろうから決して悪い条件ではないとは思う。今の時代は年功序列もなくなってきて競争はさらに激化。また、人間の仕事がどんどん機械に置き換わってきていて、営業職だってネット営業で十分まかなえる時代。金の出し入れ、投資の相談を窓口でするのは年寄りくらいのもので、おいらの世代（アラフィフ）より若い層は、ATMとネットがあれば銀行の物理的な存在を必要としていない。ネット銀行で十分用を足しているというわけだ。
数年前になんとなく作っていた住信SBIネット銀行の口座を最近使いはじめて、今ではとても便利に使いこなしている。預金している金額ではみずほよりだいぶ少ないが、これからはどんんどん資金を移動していくことになるだろう。銀行株ということではネット銀行株に注目してみよう。住信SBIネット銀行は単独で上場していないので、SBIホールディングスを買う。NISAは積み立てタイプに切り替えてしまったので、これからは無税で株の収益を得ることができなくなる。当たり前のようにSBI証券の口座を持っているので、そこでガッツリと買ってみようじゃないか。売買益の20％くらいのわずかな税金払ってやるさ！まだまだ伸びるぜネット銀行。これから落ち込むだろうメガバンク。