昨日からのコインチェックのハッキング騒動の決着はまだまだ先になりそうだ。ネム（NEM、XEM）で580億円分がぬすまれたことは確定。スゲー金額だし、これだけで収まらない見通しが有力になってきた。コインチェックと言えば、国内三大仮想通貨取引所であると同時に多様なアルトコインを扱っているので有名。ビットコインはもちろんのことイーサリアムやリップルなどなど。もちろんユーザーが預けている日本円だってある。NEMがごっそりと盗まれた影響で、他の通貨をユーザーが取り戻せなくなる公算が高いわけだ。コインチェックがどれだけの資産を持っているかにもよるが、580億円という金額は計り知れないものがあって、それによって取引所が破綻してしまうってことだ。今現在、取引所からのあらゆる通貨の出し入れができなくなっているし、このまま破綻したら永久に取り戻せない。まさにマウントゴックス事件の第二弾。2014年2月に470億円の損失を出して、マウントゴックス社は退場となり、ユーザーが預けていた通貨は戻ってこなかった。
おいらはコインチェックをメインでは使っていなかったが、過去のなごりでそこそこの通貨がある。リップル2521、イーサリアム2.68、円13000で総額64万円（今現在の時価）。昨年12月時点ではリップルの爆上げで120万円までふくらんでいた。これがゼロになる可能性が高いんだってさ。なお、ネムはほんのちょびっと（0.5）あったが盗まれていなかった。日本円にして50円程度。ネムはどうでもいいんだけど、一時120万円になったものがゼロになるってのは、なんともせつない。でもね。。これをいくらで得たかって考えれば安心できる。リップルは4.2万円（16.7円）、イーサリアムも4.2万円（17.8万円）、日本円の1.3万円はアフィリエイトで得たものだから合計で8.2万円だ。2017年7月半ばのビットコイン暴落時に、はじめてアルトコインを買ったもの。そのときにネムも2.2万円分（11.2円）買っていたのは、そのそこそこ買い増してハーベストするためにウォレットに移動していて助かった。つまり、8.4万円で買い、最大で120万円まで高騰して、現在64万円になっていた仮想通貨を失いそうだってだけ。2018年中には500万円くらいに上がるだろうと塩漬けにしていたのはあるけど。。ともあれ、いつ価値がゼロになってもいいという覚悟で手を出している仮想通貨なんだから、しかも買い値はハシタガネなんだからと気持ちは安定している。
その580億円分盗まれちゃったNEM。昨晩70円まで下がったのが、今現在94円まで復活している。11円のときに初めて買って30円くらいで買い足して、一時240円まで暴騰したのが今90円まで戻しただけ。30円になっても500円になってもおかしくない。一喜一憂できておもしろいじゃんというギャンブルのつもりなんで、これからもしっかりと楽しませてもらいたいもんだな。これだけははっきり言えるんだけど、今回コインチェック騒動においてNEMは全く悪くない。NEMが持っていて使用を推奨しているマルチシグという対策をコインチェックがやっていなかったから、ハッキングされちゃったのだ。ちゃんとしたセキュリティ対策をやらずにお金盗まれちゃったってことだから、盗まれるほうの落ち度は確実にあったのだ。