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新元号になったら【㍻】のような合字が文字コードとして追加される

新元号に切り替わるのは来年2019年の5月1日で決定。あと1年ちょいで変わるのですなぁ。おいらは平成5年に入社したから平成5期なんて言われていて、平成は31年で終わるわけだから、社会人26年を平成とともに過ごしたことになるのか。生まれは昭和45年で昭和64年までは19年あったのでティーンまでは昭和とともに過ごした。なんて、おいらのことは脇に置いといて。。

元号の合字があるというのは知っていた。機種依存文字だから自分で使うようなことはしなかったが、まれに目にするくらいのことはあったかな。㍻ ㍼ ㍽ ㍾って感じ。読みずれぇ。で、この合字ってやつを使っている稀有な人間がいた場合でも、「平成」というちゃんと通用する文字コードに変換してあげましょうなんて仕組みがある。新たに元号が追加されたならば、その合字だって同じ対応をしなくちゃねぇって検討が始まった。そんな合字を誰も使わねぇからいいじゃんとはいかないので担当者は苦慮していた。

Unicodeにおける文字コードの割り当ては、㍻(U+337B)㍼(U+337C)㍽(U+337D)㍾(U+337E)となっている。Shift_JISだと㍻(0x877E)㍼(0x878F)㍽(0x878E)㍾(0x87D)。新元号に割り当てるコードはISO(国際標準化機構)の規格を議論する委員会「ISO/IEC JTC 1」(ISO/IEC合同技術委員会)の分科委員会で検討する。Jhift-JISの場合は㍻の左どなりに空きがあるから0x877Dに入ることだろう。Unicodeは近くに空きがないので、ちょっと離れたところに割り当てられるのだろう。

今後どうすればよいか。まずは、年内には発表されるという新元号の発表(日本政府)を待つ。ISO/IEC合同技術委員会とやらはそっから本格的に動き出すことだろう。その結果を受けてマイクロソフトくんがなんか発表するでしょう。ようするに、新元号の合字がどの文字コードに割り当てられたかがわかりゃあいいだけ。取り立てて騒ぐことでもないな。

2019/5/5追記。合わせて読みたい元号まわりの別記事はこちら。
新元号合字の文字コードを予約したってことだけどダーレも使わんでしょ「㍾㍽㍼㍻」なんて文字をさ。。

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