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理容業を営む同級生に会って考えたこと

理容業を営む2名の高校同級生に会ってきたので、ここでレポートしてみよう。今年48歳アラフィフオヤジがんばってるねぇという報告。

1人目。数年前に錦糸町で数名で飲んでその後一度だけ同窓会に来てくれたかな。年商10億の会社のシャチョさんなもんだから、ご多忙なのだ。スカイグループと言えばわかる人にはわかるか。高校時代に、彼が理容業を営む家の3代目だということを知っているヤツはいなかっただろう。バンド組んで交友関係が広くチャラチャラしていた思い出がある。なお、彼は当時のボクを硬派で知的な大人しいヤツだと思っていたようだ。だいたい合っているw。
最近ハワイに16店目を出店したそうで、日々たいへんだと。彼のオフィスがボクの職場でもある錦糸町にあるのを知っていたので、少し前昼メシをいっしょに食った。場所はアルカキット10階のレストラン街、3階には彼の店もあるという立地。最近亡くなった同級生とは1年のときに同じクラスで思い出深いから供花には参加したとか、ボクの会社の後輩が結婚した相手が彼の店の従業員だったとか、高校時代は遊んでばかりで浪人時代もともに過ごした親友には悪かったなぁとかそんなたわいない話を小一時間楽しんだ。彼の息子が高校出てプラプラしているって話を聞いて、そりゃぁ親子だから似るよなぁと感想を述べといた。4代目にしっかり引く継ぐべく、がんばってくれたまえ。

2人目。仕事で外出して15時半に終わっちゃったもんだから、何か有意義に時間を過ごしたいと考えて、飲み友達の家がある池袋に向かった。そいつだって普通の会社員なんだから、そんな早い時間に飲めるわけもなく18時に待ち合わせした。この空白を埋めるべく映画でも見ようか思ったところでふと頭に浮かんだ人物。
親が街の電気屋さんをやっていたところを改装して床屋を開業したのが7年前。高校時代はよくバイクでそこに遊びに行ったもんだ。ハタスポーツプラザ跡地のすぐ近く。池袋駅までは徒歩15分くらいかな。電話で予約してタクシーでサクっと行ってみた。1人でやっているのでこじんまりとした店内。好きな映画の展示物が壁に貼られていて、有線放送ではなつかしの曲が流れていた。同級生の一人は何度か来たことあるってことで、同級生が来るのは2人目だと。その5日前に美容院でカットしたばかりではあったが、前傾姿勢でのシャンプーやヒゲ剃りといっためずらしい体験ができておもしろかった。近頃髪が薄くなってきたので、AGA治療でもすっかなぁというのは別の話。
街の床屋さんを7年続けられているというのは、常連客をつかんだということだろう。低価格化の波にのまれずに、ずっと続けていってほしいものだ。なお、彼は同窓会には一度も顔を出したことがない。同窓会をやりだした時期がちょうど店を開店した時期と重なっていて、店を軌道に乗せるために土日は無理ってことだったわけだが、今の状況なら1日くらい店を休んでもいいってことだったので、次やるときは来るだろう。ブルーピジョンは青いハト。

おいらは入社25年のバリバリのサラリーマン。彼らは自営業。この違いは大きいけど、社会で立ち回ってあがいているという点では同じ。苦労の種類は違うけれどもお互いタイヘンですよねぇ。雇われ人間の安定と苦悩は彼らにはわからんだろうが、そりゃぁ当たり前。やっぱ選択肢は多くあったほうがいいなと思った次第。自分の力で稼げるようになりたいなと。

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