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勝どきから月島をめぐるショートトリップは大満足だった

大門から大江戸線に乗って3駅で勝どきに着く。当日思い立って、麻雀仲間を誘ってもんじゃを食うことにした。妻がこの1か月ずっと休日出社なもんだから、週末に行動をともにする人間がいなくて退屈していたのだ。土曜は家でブログを書いていたから気がまぎれたけど、翌日の日曜も同じ活動していたら腐ってしまう。勝どきといえば、トリトンスクエアにある某巨大CADベンダーに行くために以前よく行っていたが、ここ数年はすっかり行かなくなっている。地上に出たら高層ビルが目の前に。元々は海だったところだし、埋め立て後は漁師や海上輸送を生業にする人が住んでいた地味なところだったらしい。今はタワーマンションが林立するウォーターフロントの商業地兼高級住宅街となっている。

駅から西に行くと勝鬨橋がある。可動橋として有名だった。今は動かない。歴史的な価値のある橋なので一度は見てみたいと思い、半分のところまで歩いて行って途中で引き返してきた。古めかしい雰囲気を持ちつつ、大量の車が行きかっており頑丈そうな作りになっていた。

歩いて月島まで徒歩十数分。もんじゃ屋はどこもいっしょだと思いつつも、中心地にあって行ったことのあるバンビといろはを天秤にかけて、表通りにあるバンビに決定。11時半前で客の入りは3割くらい。店を出た12時くらいには8割くらいになっていた。妻と来た時の定番である明太チーズもちとミックスをオーダー。生ビール2杯とともに胃におさめた。同行の麻雀仲間は九州の出なので、東京のもんじゃ文化をよく知らないってことで、かなり昔に両親兄弟を連れて東京見物をした際に食って以来だと。肉から焼いて具で土手を作って、液体を中央に流し込むんだというのをおいらが実演しているのをへーって興味深そうに見つめていた。独身アラフィフ男子で家には炊飯器すらないそうで、料理はできないかつ絶対にやらないんだって。

店を出て佃島方面へ向かった。タワーマンションだらけで、そこらを歩いている人間はみな上品そうだと同行者は感心していた。そりゃあ高級住宅街でタワマンの一室の価格を考えればそうもなりますわなと答えておいた。大きい会社で出世した人が定年になって、郊外の一軒家を売っぱらって都心の便利なところにマンションを買ったんでしょうねと、ホントにありそうな話もしておいた。佃島の海に面したところは緑地帯になっていて、子供連れの家族がピクニック気分でくつろいでいて、そこを海上バスが通っていくと。

住吉神社。佃島と月島駅の間にある小さな神社。海の安全や漁業の神様として祀られていて、3年に1度行われるお祭りは中央区の無形文化財に指定されている。高層ビル群の中にありながら静寂に包まれ、パワースポットとして多くの人が訪れる。月島観光について記されたサイトから引用。

同行者が参拝している姿。おいらが健康を祈ったと言ったら、彼はいろんなことがうまくいきますようにと祈ったとのこと。具体的なことをあげてもしょうがないし、祈ったくらいで何かが変わると信じるような信仰心を持ち合わせていないという点で、我々の考えは同じだった。なお、昔は彼女ができますようにとかお金持ちになれますようになんて俗な祈りをしていたとのことだが、アラフィフになってくるといろんなことにあきらめがつき、現実もわかってくるから大きな希望を持てなくなるのだろうな。おいらは仮想通貨で一山当てて、超セレブな生活をしたいという希望があるけれども、それを神社で祈るようなことはしない。

昔ながらの風景が残りつつ、タワーマンションが立ち、新旧が混在した街。この写真の左手は築30年は経ってそうな古びたマンションで建物の中央に大きな煙突があるお風呂屋さん。サウナがあるならともかく、ただの銭湯が今も残っているとは思えんので廃業済みだろう。

日曜日の昼下がりに敢行したこのショートトリップ、同行者も楽しんでいたようだし、おいらも大満足。住みたいなと思える街ではないけど、もし格安のタワマン賃貸物件があれば数年住んでみてもいいかと思える。ちょいと物件さがしてみようかな!

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