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金曜夜22時から始まる飲み会に参加したハナシ

前提としておいらの会社は社畜が多く、アホみたいに働いて成果を出すのが常態化している。でもそうやって成果を出せる人間は限られていて、多数の人間はダメ扱いを受けて消えていく。そんな、アホみたいに働いて成果を出し続けているヤツと金曜夜22時のエレベーター前で遭遇してしまったので、飲みに付き合ってみることにしたのが昨晩のことだ。

基本酒飲みであるし、来週もまたガンバローぜって感じで、自分や誰かの士気を上げたいのだ。まぁ総じておもしろかった。中生2杯とウーロンハイ1杯とつまみをちょいと食って、5千円払って先に帰宅した。時間は11時半だったから1時間半を過ごした。集まったのはおいら含めて5名で30歳から40歳とおいらよりも一回りくらい下のヤツら。盛り上がったのは、サラリーマンらしく上司どもの悪口。いや、悪口って言うと子供じみているけど、ちゃんと彼らは上司を分析していて、自分の都合のいいように上司をコントロールしようと日々考え抜いている。いくらダメ出しされようとも、その見返りさえ受けられればいいという考え方。対決しても意味はなく、仮に戦って勝ったところで何も得られないことを知っている。なかなか知的な社畜だ。

もうすぐ子供が生まれるという30代の若者(男)が心配になった。子供いないおいらだけど、男だからと言って子育てに不参加ではいけないんじゃないかと、もっともらしいことをアドバイスしておいた。ワンオペ育児による妻の負担は相当なものであり、日々社畜で22時まで働いてその後センパイについて酒飲んで帰っていたら、妻の不満は夫に向くんじゃねぇかな。もちろん仕事は大事だけど、もっと大事なのは家族だからさ。なーんて、我ながら何の説得量もないけど。

今年は夏休みなく9月半ばまで来てしまった。おいらも立派な社畜。成果が出ない部類の社畜だ。どうせ成果が出ないんだったら、社畜をやめたほうがいいと思っている。働く時間は自分で決められるようで、決められないのがこれまでの現実。理不尽かつ無理くりなスケジュールのなかで仕事を振られたときに、どう対応すれば人間的に働けるのか。できることだけをやって、できなかったことを認めればよい。いつまでの続く質問の末にたどり着くのは人格否定。そんなやり取りを続けるのがアホらしいから、じゃぁやってやるよって社畜働きしていた。何の自発性もなくただ流された結果。今年もあと3か月半くらい。やっぱ休みは取りてぇなと思い至った。そんなきっかけを、金曜夜22時から始まる飲み会から得たのだった。

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