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秀丸エディタでBOX選択開始をキーボード操作で行う方法

秀丸エディタをキーボード操作で行うメリットは、操作が速いってこと。Altキーを押しながらマウスで範囲選択すればBOX選択になるってのは、みんながよく知っていることだと思う。そんなBOX選択を大量の行にわたって行う場合、マウスを下のほうに持ってきてズルズルと選択する範囲を広げればいいわけだが、これを1万行にわたって行うためにはひたすらスクロールさせなければならず約1分もかかってしまう。これを一瞬でやるためには、マウスを使わずにキーボードだけでBOX選択を開始すればよい。

BOX選択開始はデフォルトでキーに割り当たっていないので割り付ける必要がある。その他⇒キー割り付けから、左側でF6を選択してShiftとCtrlにチェックを入れる。右側でクリップボード系から「BOX選択開始」を選んでOKボタンを押せばよい。なぜF6なのかと言えば、Shift+F6が行の選択を開始するキーだからであって、そこにCtrlを加えればBOX選択になると覚えればよいから。

BOX選択を開始した位置にカーソールを置いて、Ctrl+Shift+F6としてBOX選択を開始する。Ctrl+Endでテキストファイルの末尾までジャンプして、右矢印キーを押せばBOX選択の完成だ。50万行のテキストファイルをBOX選択させたら一瞬で終わった。マウス操作でやってたら1時間くらいかかる作業だ。まぁ、普通の人はやらない操作かもしれんけど、ソフトウェア開発に関わる人ならば便利この上ない機能だろう。

他においらが知っていてよく使う便利なキー操作を列記しておく。
Shift+F1:キー操作の記録開始と終了
Shift+F2:キー操作の再生
Ctrl+Home:文頭にジャンプ
Home:行頭にジャンプ
End:行末にジャンプ
Ctrl+End:行末まで範囲選択
Ctrl+M:改行
Shift+Del:切り取り

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