赤名リカと関口さとみのどっちが好きかと言えば、当時はだんぜん関口さとみだった。アラフィフになって今思うのは赤名リカのほうが好きだなって感じ。1991年に放送されたフジテレビの月9ドラマである東京ラブストーリーが20数年ぶりにみれる．．ってことなので録画してみている。当時おいらは二十歳で、世はバブルまっさかり。大学2年生で八王子まで片道2時間半かけて通っていた時代。理系だから周囲に女子はおらず、ごくまれに合コンなんぞがあって少しは女子と接点があったけれども、ドラマみたいに華やかで楽しいことはなかった。
イマドキのテレビやドラマではたばこを吸う場面はほぼほぼない。深夜のトークショーなんかだったらあるかもしれないくらい。たばこを吸う人口は年々減ってきているし、ついこないだは値上げがあって480円になった。91年当時は220円だったから2倍以上になっている。今の時代、たばこを吸うことは悪とみなされてかっこ悪いようだ。金がかかるし周囲に迷惑かかるし何より不健康で。。91年当時は、たばこを吸うのはある意味当然で、たばこを吸っている自分ってかっこいいくらいに思っていた。中学で吸っているのが標準的な不良だとしたら、高校から吸い始めるのはちょい不良って感じで、当時の十代男子のフツーの考え方だったはず。ちょっと悪いんだぜくらいに、あこがれていたってこと。16歳から吸い始めて今48歳だから32年か。。まわりのたばこを吸う人間は年々減っている。アラフィフになってかっこいいからなんて動機はなくなり、今ではニコチン中毒で吸い続けている。まぁ健康でもあるし、値上げを機会に40カートン買いだめしたし、老人になるまでずっと吸い続けていけるほど、健康を維持していきたいものだ。
ドラマの出演者は鈴木保奈美、織田裕二、有森也実、江口洋介、千堂あきほ。トレンディドラマの走りでありスゴイ顔ぶれだ。シューイチの中山秀征も出ている。おいらは若く、未熟で、美しかった。今じゃ、髪は薄くなりはじめて、腹は出るし、ひたいのしわやほうれい線が濃くなり、人間ドックで何かしらひっかかっている。ドラマを見ていると、若いころのことを思い出す。あれから27年も経っているのか。総じて言えば、これまでの生き方に悔いはない。そして、これからも悔いなく気楽に楽しく生きていきましょ。たばこは吸い続ける。