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外部参照という憂鬱

AutoCADの外部参照の話。

2007から下位バージョン形式で保存した図面を、

外部参照として別の図面に挿入するのさ。

外部参照を取り込むこともできる優れた機能を持つPMツールで、

その外部参照が抜けちまった。

AutoCAD2007から、例えば2004形式で保存した場合、

AutoCAD2006から、2004形式で保存した場合に比べて、

余計な情報が入り込むことが考えられる。

DWGdirect1.13.02でのバグくさい。

一方、DWGdirect1.14.02では全く問題ないのさ。

しかも外部参照図形展開処理においてのみ、その問題は発生し、

単純にその図面を開くだけなら問題ないという背景もある。

なにが要因して、こんな問題現象が起こるのかを、

担当者の協力を得てコツコツとやってたんだけど、もう疲れた。

そして、断念した。

寸法線が怪しいという情報から、

寸法分解して名前削除処理をすることにより、

ただ寸法線があるだけの図面はクリアされたけど、

問題報告されたユーザー図面においては、

この処理だけでは解決しなかった。

寸法線があるということは、匿名ブロックがあって、

Defpointsという特殊なレイヤがあるということから、

ブロックとレイヤに絞って調べてたんだけど、

原因はそれだけではないのだろう。

DWGdirectのソースを持ってるわけではないから、

中でどんなことしてるのかわからんのよ。

ソースも見せてもらえるFounding Memberになるには、

年間25000ドル必要だから、とっても無理でんな。

2500ドルでもけっこう高いのにさ。

新しいDWGdirectでは問題ないわけで、

それを組み込んだ版ではうまくいっているわけで。

新しいDWGdirect2.0の調査もしなければならないし。

2007形式図面をダイレクトに読めるという魅力は絶大なわけで。

さらには、Exploderという新製品の作業をしたいところでもあるわけで。

くどくどと書いてきたけど、どうも吹っ切れないものがある。

まさに憂鬱ですな。

まぁいいさ!

頭を切り替えて、次のステップへ進もう。

朝食後に撮影した「夏の空」を載せておく。

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