サイトアイコン CAD日記

パンくず

夢と現実の狭間から聞こえてきた言葉、それがパンくずでした。

某巨大ソフトウェア企業による講習会でした。メインテーマではなく、間接的な話題として出てきた単語のようです。とってもインパクトのある言葉で、頭から離れません。

その意味は、

Webサイトの中のそのページの位置を、階層構造の上位ページへのリンクのリストで簡潔に記述したもの。すべてのページの同じ場所にパンくずリストを掲載することにより、サイトの訪問者が現在位置を直感的に理解する役に立つ。(e-wordsより抜粋)

その語源は、

道に迷わないために通ってきた道にパンくずを落としておいて、そのパンくずを頼りに帰るという話から命名されています。つまり、ユーザーがサイトのどの階層を閲覧しているのかを表示しておくものがパンくずリストです。

頭に浮かぶのは、クルクルポーと鳴く生き物がパンくずを突付いている映像です。Webサイトのつくり方には、その時々において流行り廃りがあるようです。流行に敏感でいることが、開発者の宿命であり義務なんですね。カタカタ用語の多いこの業界において、めずらしく日本語的表現の言葉なので、記憶に残りました。でも、すぐに廃れていくんだな、と思うと物悲しい気分になります。

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