サイトアイコン CAD日記

はじめての部署異動

入社して26年半経つアラフィフオヤジがはじめて部署異動することになったというはなし。配属されたのが営業研修を経てのことだったので、入社から1.5年後のことでそれが今の課だ。よって25年も属していたことになる。
その課の最後の姿は、社員2名+アルバイト1名という状態。全盛期は15人からの社員が属していた課の最後はそんなありさま。まー最後を見届けたってことで、よかったんじゃないかと思っている。この記事では、ここ数年の末期の部署への不満と異動先の部署への後ろ向きな気持ちをガッツリ書いてみようと思う。

CADは毎年強化してそこそこ売れるけど、売れたことの報酬はそこに関わって実際に動いた人間は誰も得られない。逆に減点法によってアラ探しされて、評価は落ちる一方。社内で目立つ部署にいて、目立つ働きをしている人間が評価されるのがサラリーマン社会。何やってんだかわからない極小さな部署でいくらがんばっても意味をなさない。CADだからバグがあるのは当たり前なんだけど、バグの修正に向けた動きがクソめんどうになった。原因追及して根本原因に基づく類似確認するのはいいんだけど、それを言ってくるのが過去にそのバグを埋め込んだヤツだったり、何もわからねーで正論ばかり言うヤツだったのでうんざりした。アホみたいに時間のかかる類似確認を考えられない短期間でやれって言う。そのおかげで、ウソをつくのがうまくなった。手を抜くとかやったことにするってことをしない限り、そんなクソみてーな指示を守れるわけがない。クチ先だけで正論を吐く人間の近くにはいたくないと痛切に思った。正論吐いてもいいけど、実際に自ら手を動かして正解例を示してほしいもんだが、ヤツらは決してそんなことしない。

残念なのは異動先の部署には管理職も含めて異動したこと。つまり上司は同じってこと。末期がんのような部署がなくなってくれたのはおいらにとって朗報だったが、上司が同じってことではがっかり千万。今までやってもらっていた仕事に加えて、新たにやるべきことが増えるからよろしく。なんて言われたのでいつものように「はい、はい」と答えておいた。人の意見を聞かずに一方的に支持を出すだけのクソ上司なんで、いちいち反論していたら疲れるだけ。異動先の部署は、他の部署から異動してくる何名かの人間がいるので合計10名弱の普通の規模の部署になる。管理職は、これまで通りおいらにリーダー的な仕事をやらせようとしているようだが、もうやらない。都合のいいときだけリーダー扱いして、評価を落とすときにはメンバー並みの動きしかできていないって言いやがる。言うこと聞かない定年間近のガンコオヤジと、会社にめったに来ないアルバイトをまとめるなんてできるわけねーっつうの。その2人ができないやらない分を、おいらががんばってやっていた時期もあるが、そんな尻ぬぐいをしても誰のためにもならないことがわかった。異動先部署では、いちメンバーとしてテキトーに仕事していく所存。でも、合流してくるメンバーには積極的にからんでみるつもり。管理職とは会話にならん(同じ日本語を話す民族だとは思えないくらいに話が通じない)ので、極力対話の時間は短くする。評価なんてどうでもいいと思えたことは、おいらにとって進歩だ。

ともあれ、一つの時代が終わったということ。製品が終息したとしてもおいらの仕事人生は続いていくので、どんな働き方をしていくかについて、今後も考えて活動していくべし!

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