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DWGdirect 2.3.0

3月末にリリースされるとの情報。

DWGdirect 2.3.0。

サポート掲示板で、開発チームのリーダー Sergey が

以下の回答をしているのを発見。

(ある問題現象に関する回答。)

This will be fixed in DD 2.3 release (by the end of this month).

掲示版で「2.3」をキーワードに検索を行ったら、

他数件のバグが直るとの記述があった。

バグフィックスはこの際、重要ではない。

何が機能強化されるかが重要だ。

時節がら、以下の2点が気になる。

・Windows Vista

・AutoCAD 2008

とくに2008対応がポイントになるだろう。

2008の機能強化ポイントを見ると、DWGデータ構造に関わるものが多い。

例えば、注釈オブジェクト(文字、寸法、バルーン、ブロック、属性、ハッチングなど)が

異尺度対応になったことや、ビューポートごとの画層設定が可能になっている。

また、マルチテキスト関係の強化、新オブジェクト「マルチ引出線」

「Excel と双方向のリンクが可能な表」などもある。

2008では、DWGのデータバージョンは変わっていないので

2007との下位互換性が保たれる。

2008で作成したDWGを2007で開くことが可能。

とは言え、ただ開けるだけで最低限の表示状態を維持するだけであろう。

どのようにデータ拡張をしているかによるが、2008新オブジェクトは

データベース的に多少の不都合が発生するはず。

おそらく、プロキシオブジェクト、ダイナミックブロック、レイヤ、ビューポートあたりの

オブジェクトが拡張されるのであろう。

AutoCAD 2008は、確か3/23くらいにリリース予定だったはずなので、

すでにリリースしているであろう。

DWGdirect開発チームも、Beta版(Beta4 Spago)は入手したはずだし、

正式版を速攻で入手して、最終確認後に 2.3.0 をリリースするのではないか。

4月頭には、AutoCAD 2008とDWGdirect 2.3.0が入手できるであろう。

楽しみだ。

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