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同僚の30代女子がおもしろい

おいらが25年ほど在籍していた課が消滅した話は前に書いた。その結果、所属していた3人が別の課に吸収合併された。新しい課はマニュアルを書くのが仕事で、我々3人もそのチームに入ったのだ。前の課ではおいらがリーダーで残り2人をまとめていたという体だったが、実際のところはおいらが内弁慶な2人に振り回されていただけだった。今ではリーダーも何もなく平らなポジションになってホッとしている。2人のことはほっといて、おいらが新しい課の人とやりとりすればいいのだから、こんな楽なことはない。

おいらの席のとなりに位置するのが30代の女子。ディスるつもりはないし、個人情報にも配慮しつつ書いてみる。昔から何かと縁があった。彼女が入社して以来の十数年で少しずつ仕事で関わっていた。プライベートなところでは、おいらが前に住んでいた狛江の近くの世田谷高級住宅街の大学出身。こないだおいらが飲み会の帰りに彼女に電車で偶然会って、今の住まいがおいらと同じ路線のちょいと先ってことがわかった。

席がとなりだからよく話をする。プライベートでNPO法人の運営を手伝っているって。おいらはNPO法人を支援しているから、そのへんの話で盛り上がった。仕事上は少しぶつかることがあった。マニュアルチームのメンバーには元MGRの人が2人いて、そんなオヤジとのやり取りを普段している関係で言うべきことは言いいつつ、かわいがられれもするという、微妙な立ち位置を確立したのだろう。彼女は正論の思考回路が強く根付いている模様。妥協という言葉をおいらが使ったら、強く反論してきた。妥協=悪と考えているのだ。妥協は調和だと考えているおいらとは根っこのところで合わないと思った。

彼女にしかできないことでおいらは助けられるし、おいらにしかできないことで彼女を助ける。まだ2週間程度の関係性だけど、徐々にそんなふうにしてうまくやっていけるんじゃないかと期待している。おいらは下り坂のアラフィフオヤジなんで、まだ会社に対して期待を抱いている彼女とは根本が違うわけだけど、そんな違いがいい方向を向くための土壌になるんじゃないかね。

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