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電話回線の契約をリストラすべし!

こんなツイートをした結果、電話回線の契約について興味が湧いてきたので、以下でざっくりとまとめてみる。

NTT加入電話(アナログ電話)の基本料金は1,700円で、悪名高き「加入権(施設負担金)」なんてのがあって37,800円も取られる。2005年よりも前には72,000円も取られていたってんだから強烈だ。アラフィフの我々の世代にとってみればアナログ電話が身近にあったし、実家から独立する際はこの7万ちょいという高い金額を払ったものだ。ケイタイ電話とネットがない時代に、家の固定電話は貴重な情報伝達手段だった。

インターネットとスマホ全盛の今の時代、固定電話の存在価値は低下中。受けるという点では、たまにかかってくる勧誘電話に対してナンバーディスプレイみて放置するくらいで意味なし。ただ、自分の身元を明らかにする際、固定電話の番号があったほうが都合がいい場合が多い。電話番号を記入する場面は多い。宅急便の伝票記入時、ホテル宿泊時、各種会員申込時、クレジットカード申込申請など。緊急の電話がかかってくる可能性がある場合はケイタイ番号を書くが、それ以外はなるべくケイタイの番号は知らせたくないから固定電話の番号を書く。もし固定電話がなくなってしまうと、必ずケイタイ番号を書かなければならなくなって不都合になる。かけるという点では、スマホの通話料金より格段に安いから重宝している。ネットで大抵のことは済むけど、宅急便の不在連絡票への連絡とか必要な場合はある。

NTTひかり電話の基本料金は500円で、ナンバーディスプレイを付けると1500円の「エース」という名のプランがおトクになる。アナログ電話の1700円より安くなるんだからとエースを契約したのは10年くらい前だっただろうか。いや、もっと前のような気がする。この1500円がムダだということに今さらながら気が付いて、付加サービスなしの500円に切り替えることにした。上で書いたように、固定電話がないと困ることがあるから。

ひかり電話のエースで毎月1500円払っている人は多いと思う。これが500円で済むってことに気付いていないのだ。毎月千円で年間1万2千円をどぶに捨てているのと同じ。この記事を読んで思い当たる人がいたら、NTTの料金明細を引っ張り出して確認してみるべし。
なお、アナログ電話で毎月1700円払っていてインターネットをやっていない場合は状況が異なる。ひかり電話は光回線があるのが前提のサービスなので、光回線のために約4000円の費用が追加でかかって逆に高くなる。インターネットなんていらない人間に、電話料金の基本料金が無料になるといって光回線への乗り換えを促す悪質な勧誘があるみたいなので要注意。

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