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京都ラーメン「ますたに」に魅せられて、京都・日本橋・田町(三田)を食べ歩いた記録

きっかけは、近所のラーメン屋である東京の田町(三田)にある「ますたに」だった。当時、家系ラーメンにはまっていて、ラーメンと言えば家系でしょ!って週末になると通っていて、たまにはちょいと冒険してみようと、ますたにに足を運んだのだった。しょうゆラーメンだけど白濁したとんこつ系スープ、博多の豚骨ラーメンを思わせるとても細い麺、京都産九条ネギがたっぷり乗っている。スープに工夫があって、底のほうに唐辛子ががっつり入っていて、徐々に辛くなっていく。辛さ多めにすることで、我々辛いラーメン好きの舌をうならせるスペシャルなラーメンとなった。それ以来、家系ラーメンには足を運ばなくなった。

田町店の外観。JR田町駅西口 徒歩6分都営三田線・浅草線 三田駅A3出口 徒歩4分。

しょうゆラーメン800円。

最近50円値上げしたが、うまいラーメンがその程度値上げしても問題なし。ネギ増し80円はぜひ実施したほうがよい(我が家の場合は妻がネギぎらいなので、妻の分を後乗せしてタダでネギ増しになる)。味うすめ、辛さ多めがおススメ。また、みそラーメンも絶品であることを付け加えておく。

日本橋本店の外観。地下鉄「日本橋」駅(C2出口)より、徒歩1分。

ラーメン830円にネギ増し80円で合計910円。

日本橋は家から近いけど、わざわざ電車に乗ってまで行くことはないと思っていたなか、パスポート更新で有楽町まで行く用事があったから、ついでに行ってみた。有楽町から日本橋までは徒歩20分程度で、会社半休の午前中のいい気晴らしになった。朝10時半から開店していて11時前に店について、すでに8割型客が入っていたことから言っても人気店であることがわかる。開業25周年だそうだ。本店って命名の意味はわからない。本店は京都にあるでしょーに。。

京都の北白川本店の外観。京都市バス 17・203・102系統『銀閣寺道』下車、徒歩約1分。

ラーメン大にネギ増し(無料)で800円。普段はラーメン大盛なんて食わないおいらだが、元祖ますたにに足を運んで気が高ぶっていたようで大を発注。

京都に行ったのは、妻の両親が京都旅行をしている期間に我々も1泊2日で便乗していっしょにメシでも食おうということになったから。さして京都という街に興味があったわけではない我々なので、第2の目的地として「元祖ますたに」に行くことは容易に合意できた。銀閣寺って京都駅からけっこう離れていて、電車だけでは行けないためバスで行くことになる。駅からバスで40分弱かかる。せっかく秋に京都に来たんだから紅葉の銀閣寺を見ておきましょって感じで観光。

銀閣寺からますたにまでは徒歩5分ってところ。10時開店のところ10時半に店到着で、なんと席は満席。地元の常連が半分、観光客が半分。観光客の場合は、我々のように銀閣寺はついでにっていうラーメン好きが多いと予想。京都ラーメンの名を全国に明らかにしたのは「ますたに」だと言われているわけで、スーパーではますたにの名が入ったラーメンが売っているんだから、その聖地を目指すラーメンファンは大いに違いない。

肝心のラーメンは、もちろんうまかった。大は麺がたっぷり入っていて、高ぶったおいらの感情と胃を収めてくれた。店に入った瞬間とんこつの強いにおいがして、田町と日本橋にはないものをを感じた。妻はとんこつのにおいが苦手で入店直後はヤバかったが、食ったラーメンのうまさににおいのことは気にならなくなったそうだ。味は濃いめ。ふだん味うすめをチョイスしている我々には少し違和感を感じたが、だからまずいってことではなく、逆に聖地固有のオリジナリティーを感じた。

ますたに、いいねぇ。いろいろ調べた結果、京都の店が総本店で、日本橋が本店で、田町は支店って関係であることがわかった。本店が一番手広くやっていて、店内の席数も多い。オンラインショップで、1食700円のものが売っているので買ってみようかな。どれだけ実際の味を再現できているのか、興味深い。

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