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カユマニス

バリ島に行くことになり、ホテル選びをするなかで、

「ここに泊まりたい!」と妻が確信したのがこのホテル。

KAYUMANIS JIMBARAN private estate.

カユマニスとはインドネシア語でシナモンを意味する。

バリ島の中には、ヌサ・ドゥア、ウブド地区にそれぞれカユマニスのホテルがあった。

去年春、ジンバラン地区に3つ目のホテルをつくった。

それが、カユマニス・ジンバランなり。

全室プール付きヴィラで、部屋面積は500~600㎡。

プールの大きさは格別。

実測したところ、10メートル×3.3メートル。

10メートルというと、息継ぎできないおいらにとっては程よい距離。

日ごろの運動不足解消に効果抜群だった。

朝食メニューのカユマニストースト。

シナモンの程よい香りと、上品な甘さ。

うまかった。

また、部屋にはカユマニスクッキーが常備されている。

シナモン風味のクッキーで、あとを引くうまさ。

インドネシア料理と言えば、ナシゴレン。

日本には、インドネシア専門料理店が少ないので、

なかなか食べることができない。

ていうか、はじめて食べたナシゴレンだったと思う。

日本風に言うと、炒めご飯。

炒め焼きそばのことを、ミーゴレンと言う。(もちろん実食)

ホテルから徒歩2分のジンバランビーチ。

奥行きのある砂浜、そこらをうろつく犬、サッカーに興じる少年。

夕暮れの美しさは格別。

ジンバランは、漁村としても有名で、

地元の人が釣りを行っている姿を見ることができる。

また、沖には数隻の釣り船が出ていた。

キャンドルディナー。

プールいっぱいに花を敷き詰め、100本のろうそくに火をつける。

写真では表現できない美しさを脳裏に焼き付けてきた。

あとの掃除は大変だろうな、と思ってはいけない。

抜けるような青い空と、そびえ立つ椰子の木。

バリは意外と涼しかった。

赤道直下、常夏というイメージから、

灼熱太陽のたぎるような暑さを想像していたが、

実際はちがった。

乾季で、空気が乾燥していたし、

気温は高くても30度を少し上回るくらい。

連日40度を越す獰猛な暑さの日本から来た我々にとっては、

避暑にきたようなものだった。

ドロドロした暑さのところから、スカッとした暑さのところに来た感じか。

気持ちいい暑さだった。

今ここは日本。

外からは、うるさいセミの声が聞こえる。(バリにはセミがいなかった。)

湿気が高く、流れる汗が心地悪い。

年に一度の旅は、あっという間に終わってしまった。

ここ数ヶ月は、この旅が楽しみでそのために仕事をしていたようなもの。

来年もこの夢のような体験をすべく、次の1年をがんばろうと思う。

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