帰国後の1週間を乗り切った。
バカンスモードの体からビジネスモードに切り替えるのは、
なかなか厳しかったが、この1週間で徐々に慣れてきた。
夢のような南国リゾートとは違い、現実世界は厳しい。
さて、VisualStudio2005の話。
今週から本格的に触り始めた。
VC6に慣れきったおいらにとっては、革新的なものだった。
まだ機能の1割も使っていないと思うが、戸惑いと未知の期待を隠せなかった。
うつうつとした感情と、わくわくとした期待が同居した感じか。
プリコンパイル済みヘッダーの話。
VC6のプロジェクトをVC2005でそのままビルドしたら、やけに遅い。
体感速度で10倍くらい遅い。
設定の違いをひとつひとつ確認していったら、プリコンパイル済みヘッダーに
行き当たった。
VC6では「自動的に使用」となっていたものが、
VC2005に移植したものをみたら「使用しない」になっていた。
そう、「プリコンパイル済みヘッダーを自動的に使用(/YX)」というコンパイルオプションが、
VC2005ではなくなっていたのだ。
そこで、「プリコンパイル済みヘッダーを作成(/Yc)」に変更してみた。
そこそこ速くなった。
そこで、「プリコンパイル済みヘッダーを使用(/Yu)」に変更してみた。
猛烈に速くなった。
ただし、これらにするためには、stdafx.cpp と stdafx.h がプロジェクト内に
存在していて、プロジェクト内のCPPの先頭で
#include “stdafx.h”
を記述していなければならないことが判明した。
そして、「使用(/Yu)」の場合は、stdafx.cppだけは「作成(/Yc)」にしておく。
この設定が各ファイルごとに有効になるものだとは、知らなかった。
基本的なことだが、プロジェクトファイルの拡張子が変更されている。
VC6 → VC2005
dsp → vcproj
dsw → sln
この関係を把握しておかないと、たいへん混乱する。
まだ、VisualStudio2005を使い始めたばかり。
なんだかわからない機能がゴテゴテとたくさん付いている。
あれこれといじってみて、使えるかどうかをさぐっていこうと思う。
楽しみなり。