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実家に帰ったら犬がいた。

ミニチュアダックスフンド。

兄の娘2人の積年の願いが、ついにかなえられたとのこと。

生後数ヶ月しか経っていなくて、まだ散歩にも行けないそうだ。

胴が長くて、手足が短い。

イタチやフェレットのような印象を受けた。

ちっちゃくてかわいいものだ。

犬と言えば、思い出す。

実家で飼っていた、ポメラニアンのミッキー。

25年ほど前に我が家にやってきて、10年ほど生きていた。

おいらが実家を出る少し前に、死んでしまった。

よくほえる犬で、家に人が出入りすると大歓迎のお祭り騒ぎ。

じゃれてきて、さらには自分でクルクル回って、ハァハァ言っていた。

ただ、一番世話をしていた母がどこへ行こうが帰ってこようが無関心だった。

仲間だと思っていたのだろうか。

ボールを投げるとくわえて戻ってくるが、ボールを決して離そうとしない。

むりやり奪おうとすると、ウーとうなりながら怒る。

無視していると、ボールをなすりつけてくる。

「さんぽ」と言うと、玄関で紐をくわえてほえ始める。

散歩コースが短いとウンチをせず、家に戻ってきても家の中に入ろうとしない。

散歩が大好きな犬だった。

夜、おいらの部屋の扉の前で、爪を立ててガリガリやりはじめる。

入れてくれよ~、ということ。

入れてやるとベッドの上で眠り始めるが、すぐに飽きてしまうのか、

また扉の前でガリガリやり始める。

こんどは出してくれよ~ということ。

世話がやけるが、かわいい犬だった。

なつかしい思い出だ。

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