サイトアイコン CAD日記

TrueView

先月、DWG TrueViewの新バージョン2008が出たようだ。

早速インストールしてみた。

AutoCAD OEMアプリケーションなので、見た目はAutoCADそっくり。

AutoCADから、図面を表示および印刷するための機能だけを残した感じ。

DWG TrueView 2007になくて、2008にある機能は「変換」だ。

つまり、DWG TrueConvertの機能が統合されたというわけだ。

以下、Autodeskサイトから引用する。

 「DWG TrueView 2008で は、AutoCAD や AutoCAD ベースの

 図面ファイルを AutoCAD Release 14 から AutoCAD 2008まで

 あらゆるバー ジョンの DWG 形式にまとめて変換 する機能が

 追加されました。

 DWG変換の機能が必要な場合は、DWG TrueView 2008 を

 ご使用ください。このDWG TureViewは無償でダウンロード して

 ご使用いただけます。」

ダウンロードするためには、アンケートに記入する必要がある。

名前、国、都道府県、E-mail、職業、業種、宣伝などのメールを送ってよいか。

個人情報としては、最低限に抑えられているのでたいていの人には抵抗がないだろう。

ダウンロードしたファイルのサイズは126MB。

これはかなり大きい。

我が家の光回線だから、2分くらいで済んだものの、

会社でダウンロードしたら、けっこう時間がかかるだろう。

何らかの帯域制御が行われていて、ダウンロードがやけに遅い。

IP電話がトラブルのを避けるためだから仕方ないけれど。

もれなくインストールされるのが以下のもの。

・.NET Framework Runtime 2.0

・DirectX 9.0 Runtime

・MSXML 6

・MDAC 2.7

これだけのものがパッケージ化されていれば、

それは100MBを超えるものになってしまうわけだ。

インストールされる場所のデフォルト。

C:\Program Files\DWG TrueView 2008\

ウィザードの途中で環境設定ボタンを押せば変更できる。

ちなみに、2007の場合は、以下の通りだった。

C:\Program Files\Autodesk\DWG TrueView\

スタートメニューへの登録も上記に準じる。

少々一貫性に欠けているだろうか。

小姑のようなことを言って、恐縮だけれども。

DXF、DWGを表示や印刷ができるだけでなく、変換機能が付いていて

DWGを下位や上位のバージョンできるのはよい。

変換機能は「DWG変換」というメニューから行うのだが、

このインターフェースがわかりにくい。

フォルダ単位で一括で行うには便利なものなのだろうが、

1個のファイルだけを変換するにはオーバースペックだ。

「名前を付けて保存」で、DWGのバージョンを指定した保存ができれば、

とってもわかりやすいのになと思う次第である。

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