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読書

DS文学全集を買った。
2800円で、100冊の名作を読めるなら安いものだ。
夏目漱石、芥川龍之介、太宰治、宮沢賢治、森鴎外など
そうそうたる顔ぶれだ。
そして、すべてが著者の死後50年経過して著作権が切れている作品だ。。
青空文庫の電子データを利用しているらしい。
通勤時間に読んでいる。
満員電車でも問題なく読める。
DSで本を読むというのは、文庫本を読むのとほとんど同じだ。
DSを開いた状態というのは、文庫本を開いた状態に近い。
若干DSのほうが重いけれど、疲れるほどではない。
ページをめくるのは、DSのほうが楽だ。
ちょうど親指が、十字キーの左ボタンに近いところに位置し、
軽く押せばよいので、片手でらくらくだ。
アニメーション風に、ページがめくられるので、なんとも心地よい。
文字は大きからず小さからず、問題ない。
まず読み始めたのは「我輩は猫である」。
言わずと知れた、夏目漱石の名作だ。
過去に3度ほど読んでいるが、その度いい作品だと思う。
我輩は猫である。名前はまだない。
苦沙弥、迷亭、寒月などの登場人物。
トチメンボーの話とか。
猫からの視点になっているのが素晴らしい発想だ。
いちいち記憶に残っていて、あーこんな話だったよなぁと
感慨にひたれる。
たしか、最後は水がめに落ちてしまい、
なみあみだぶつと唱えるはずだ。
早く読みたくて仕方ない。
収録されている100冊のほかに、ダウンロードもできるようだ。
近々、宮部みゆきの書き下ろし作品が登場らしい。
DSをネットにつなげるには、無線LAN(Wi-Fi)が必要なのがネックだ。
ダウンロードするために、我が家に無線LANを引くことも検討している。
ものは試しということで。

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