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帯状疱疹ワクチンのシングリックスを打つことにした

東京ビジネスクリニックにて、帯状疱疹ワクチンのシングリックス(2回で税込41,800円)を打つことにした。都内では最安みたいだし、アクセスがよいのが気に入った。グランスタ丸の内。丸の内地下北口を出て徒歩1分の立地。家の近所にないかと以前ググって、チャリで15分くらいのところにあるって記憶にとどめていたのだが、再度探したら見つからなかった。だったら、電車乗ってでもいいから少しでも安いのがいいやねと思い直して、このクリニックに行くことにした。

動機は原因不明の水疱症になったこと。肌は昔から弱くて、ほんの10年ほど前までにきびに悩まされていた。日焼けでやけどのようになったことが何度もあり、じんましんが出たことあるし、色白で皮膚が先天的に弱い模様。ワクチン1回目接種から1週間後に水疱が出たときは、類天疱瘡なる難病になったという疑いをかけられ、残りの人生は厳しくなるなとどんよりとしたが、各種検査によって疑いは晴れ、水疱は治った。この水疱症で最初に近所の医者に行った際、帯状疱疹の疑いをかけられて検査した。陰性だった。帯状疱疹が強烈な痛みを伴うものであることは、周囲の人間が罹患した際に聞かされていた。小さい頃に水疱瘡にかかった際のウイルスが体内にひそんでいて、加齢やストレスによってウイルスが暴れだすのが帯状疱疹。50歳以上で増加し、80歳までに日本人の3人に1人が発症する。

帯状疱疹ワクチンはビケン製生ワクチンとシングリックスの2種類ある。前者は小児に使用する水痘ワクチンが2016年に認可されたもので、8千円と安いのはいいが効果が低い。発生率が半分程度しか減らず、効果は5年程度しか続かない。後者(シングリックス)は2020年1月に認可されたということなのでまだ2年も経っていない新しいもの。90%以上の発生を抑えて、予防効果が10年程度続く。難点は値段で、2回接種で4万数千円かかるということ。また、筋肉注射であることから接種後痛みが数日続くらしい。コロナワクチンを乗り越えたおいらにとってみればその程度の副反応を恐れないし、都心生活を謳歌する我々にとって4万円程度の金で腰が引けるわけもない。

51歳を過ぎて、健康が重要であることを痛切に感じている。歯医者に数か月に行くなんてライフワークは当然のこととして、大腸内視鏡検査を受けて見つかった10mmのポリープを取ったし、胃カメラだって飲んだ(結果は異常なし)。首、肩、腰、ひざに変調をきたすことはよくあり、フェイタスなる鎮痛消炎湿布は切らさないようにしている。夫婦でお互いの痛いところに貼りあっている。人間ドックに年に一度行くのは当然のことで、見つかった問題には正面から向き合って対策をしている。

ある日突然、帯状疱疹はやってくる。かなりの確率で。。おまけに、帯状疱疹後神経痛なんてものになることがあって、帯状疱疹が治った後、長く悩まされる疾患まであるみたい。こんな帯状疱疹について、高確率でならなくて済むんだったら4万円程度の金は惜しくない。名古屋市では助成金があって2万円程度負担してくれる。東京でもそのうち始まるんじゃね。。って一瞬思ったが、それを待ってるあいだに発症してしまったら残念この上ない。とっととワクチン打って、リスクを軽減しておくのが吉なり。

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