サイトアイコン CAD日記

DWGdirect 2.5.2

2008/3/19、DWGdirect 2.5.2がリリース。
リリースノート(英語)
新しいクラスや関数には目新しいものはない。
一方、90項目のバグフィックスが行われている。
これだけのバグが内在していたということは驚きだが、
着実にバグを直しているという姿勢は評価できる。
2008オブジェクトへの対応が進んでいるが、まだ十分ではない。
・異尺度オブジェクトへの対応が進んだせいか、若干不安定な面がある。
(異尺度オブジェクトは、構造が複雑なため情報取得が難しい)
・マルチテキストの段組は、AutoCADの表示状態でのダイナミックテキストへの
 分解ができない。また、情報セットがうまくいかない。
・アンダーレイの情報が取得できない。
一方、以下はほぼ解明できた。
・ビューポート優先プロパティ
・属性のマルチテキスト
・マルチ引出線
・半径/直径寸法の円弧型補助線
・寸法の折り曲げ
・寸法のマスク
・検査寸法
・EXCELシートとデータリンクする表
・XCLIPの反転
これまで2008オブジェクトに注目してきたが、
いったいどれだけのユーザーが2008オブジェクトを利用しているのか。
AutoCAD2008自体、それほど多くの人が使っているとは思わないし、
使っている人の中でも今まで通りの使い方しかしない人が多いだろう。
そういえば、AutoCAD2009がリリースされたらしい(3/21だったか?)。
噂では、ユーザーインターフェースの改良があったらしい。
データ構造的変更や新しいオブジェクトの追加があるという情報は得ていない。
早めに手に入れて、評価する必要がある。

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