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SATAケーブルの規格が気になってきた

SATAとはSerial ATAなわけで、PCまわりのインターフェースとしては最もよく使われているもの。HDD、SSD、DVDなどの光学ドライブをつなぐ。

SATAケーブルにはSATAI、SATAII、SATAIIIという3つの規格があって、それぞれの最大転送速度は150MB/s、300MB/s、600MB/sと大きく違う。

SATAケーブルは、下位互換のためにIからIIIまですべて同じ形状をしている。これは知らんかった。最近買ったSSDはSATAIIIなのに、SATAケーブルのせいで不当に遅くなっているかもしれない。

自宅マシンはM.2のSSDであり、SATAではないので問題ない。
参考までに、自宅マシンのCrystalDiskMarkの結果をのせておく。

【M.2(NVMe)のSSD(500GB)】

【SATAIIIのHDD(1TB)】

M.2のSSDの速いことよ。HDDと比べると桁違いの速さ。NVMe(PCIExpress3.0)は4000MB/sということなので、SATAIIIの600MBの6.7倍も速い。

今手元にSATAケーブルがないのでよくわからんが、SATAケーブルには規格名と速度が書いてあるみたい。1が2000年発表、2が2004年で、3が2008年ということなので、世に出回っているものは3が大半じゃないだろうか。PC側の対応も気になるところで、3に対応していないことには速度を出せない。PC、ケーブル、SSDの3つがSATAIII対応になってはじめて、600MB/sの速度を出せるということをしっかり認識すべし。

※2021/12/11追記。会社のPCで速度を計測してみた。
SATA3接続のSSD(240GB)

こう見てみると、M.2の爆速ぶりがよくわかる。SATA3にくらべるとM.2が4~6倍速い。M.2はPCIe接続だから速い。PCI Experessのことね。それには3.0と4.0があるようで、4.0だと熱が多く出るみたいでノートPCや省スペースPCには不向き。自宅PCはドスパラの省スペースPCだからPCIe3.0なのだろう。いずれ裏をとってみることにしよう。

いろいろ調べた結果、最近出回っているSATAケーブルは3の規格を満たしている模様。2として売っているものでは3の速度が出るらしいという情報があるので、おいらが持っているSATAケーブルは問題ない。

これからはM.2のSSDを使うに限ると見定めた。会社のPCのSSDをSATA3接続の500GB(現状容量の2倍)に換装しようと思って、すでにパーツをそろえてしまったが、それは取っといて別にM.2のSSD(500GB)にするべく市場調査に入ることにする。

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