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禁酒

今日で禁酒4日目となる。
会社を早めに出て、そばを食って、ティップネスで汗を流した。
なんて健康的な生活なのだろうか。
酒を飲んで、たらふく食べて、眠くなって寝る。
そんな、だらけた生活からの脱却だ。
今回の禁酒は3週間を予定している。
ついでにダイエットをして、やせてみようという試みだ。
30代の半ばを過ぎ、世の中ではメタボなんて言葉が流行していて、
自分も他人事ではなくなっている。
昔からスマートな体型というわけではなく、
少し太めという感じであったのだが、
近頃加速度的に腹回りが成長してきている。
3週間後に何があるかというと、人間ドックを受ける。
ここ5年くらいの恒例になっているのが、人間ドック受診前の長期禁酒だ。
この話をすると、人によっては卑怯だ男らしくないなどと言う。
直前に調整して健康な数値が出たところで、実態とは違うものであり、
そんなウソの数値で喜んで何の意味があるのか。
そんな発言も聞かれる。
10年くらい前だったろうか。
前日まで普通に酒を飲んで、健康診断に望んだことがある。
まだ20代だった。
結果は、肝臓の状態をあらわす数値(ガンマGTP、GOT、GPT)
全てで異常値が出た。
判定は全てEだった。
Aが異常なしで、BCDEのEなわけだから相当悪いのだろうと思った。
今、ちょいと調べてみたら、判定の基準が判明した。
A → 特に異常を認めません
B → わずかに基準範囲をはずれていますが、日常生活に差し支えありません
C → 日常生活に注意を要し、経過の観察を必要とします
D → 治療を必要とします
E → 精密検査(または再検査)を必要とします
F → 現在治療中
酒をこよなく愛するおいらにとっては、大きなショックだった。
まだ20代で、こんなに肝臓が悪いなら、
時間の問題で酒が飲めなくなるのではないか!?
2週間の禁酒後に、再検査を受けた。
1つがB判定、残り2つはA判定だった。
ホっとした。
医者のすすめもあり、適度な運動を始めた。
週末のジョギングだ。
固いアスファルトを走ったせいか、単に体が弱かったからか、
1年くらいで腰を痛めた。
かと言って、運動をやめたら酒が飲めなくなるので、
ティップネスに入会して、適度な運動を継続している。
そして、週1日の禁酒デーを設けて、それ以外は
酒を飲むことができている。
酒を飲んでよっぱらうのは楽しい。
酒を飲まなきゃやってられない日もある。
悪夢のE判定3つは、トラウマだ。
健康にいつまでも酒を飲み続けるためには、
人間ドック前に一定期間の禁酒を慣行する。
いい数値が出て安心して、また酒を飲み続ける。
こんな行動を理解してくれる人は必ずいるはずだ。

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