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拡張子

拡張子について語ってみる。
DXF・DWG・JWW・SFCなど、3文字で構成されるものが普通。
でも、3文字以外のものもけっこうある。
[1文字]
C C言語のソースファイル
H 各種言語のヘッダーファイル
F FORTRANのソースファイル
P Pascal言語のソースファイル
他には、圧縮ファイルでよく使われているようだ。
[2文字]
AI Adobe Illustratorのオリジナルデータ形式
JS JavaScriptのインクルードファイル
PL Perlのソースファイル
[4文字]
JPEG 画像ファイルの一種
TIFF 画像ファイルの一種
HTML Webページを記述するための形式
JAVA Javaソースファイル
[もっと長いもの]
SLDDRW SolidWorksの図面ファイル
SLDPRT SolidWorksの部品ファイル
SLDASM SolidWorksのアセンブリファイル
SESSION CATIAのファイル
iMovieproject iMovie HDのプロジェクトファイル
Windowsユーザーには、なじみが深い拡張子。
しかし、エクスプローラで拡張子を表示しないのがデフォルトになってからは、
拡張子って何?という人も増えつつある。
さらには、Macユーザーに拡張子と言っても分からない人が多い。
OS9までは、拡張子が存在しなかったから。
ファイル内にリソースフォークという領域があって、
そこにファイルの種類などの情報がある。
OSX(テン)で、UNIXベースのOSに変わったので、
それを機会にMacも拡張子でファイルを識別するようになった。
世界標準の「拡張子によるファイルタイプの管理方法」を採用したわけだ。
ファイル名変更の話。
WindowsXPのエクスプローラで、ファイル名を変更しようとすると、
拡張子も含めたファイル名全体が反転表示されて、
何か文字を入力すると、拡張子が消えてしまう。
Vistaでは、拡張子を除いた部分のみが反転表示される。
したがって、ファイル名だけが簡単に変更できる。
でも、拡張子も含めて変更したいことが多い場合は、
けっこうわずらわしいかもしれない。
Windows3.1までは、フォルダ名とファイル名は8文字まで、
拡張子は3文字までだった。
Widnows95からロングファイル名が使えるようになった。
極端な話、拡張子として200文字使ってもよくなった。
ちょっと関係ない話だが、Windows3.1まではフォルダのことを
ディレクトリと呼んでいた。
今となっては、フォルダという呼び名がスルッと出てくるが、
当時は大きな違和感を感じたものだ。

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