サイトアイコン CAD日記

歯の関係で受けた手術がけっこうヤバいものだった件

フラップ手術。歯茎を切開して歯に付着している歯石を取り除いた上で、リグロスを注入して歯を支える組織を再生する。歯茎を切ってめくるって。。こういう説明を受けたなら、そら恐ろしくてこの手術に踏み切るのはなかなか難しいだろう。しかし、奥歯の歯周ポケットが9mmあるおいらにとっては、早めに手術を受けて、歯周ポケットを浅くしたいと思った次第。これといって自覚症状がないからってこの状況を放置していたら、この先5年くらいで奥歯が抜けてしまうのではないかと恐れたためだ。

フラップ手術でリグロスを使用するのは保険治療できる。2016年から保険適用になったっていうから、まだ7年しか経っていない新しい治療方法。今回の治療費は約1万円。3割負担でこの金額なので、保険適用なしの全額負担なら3万3千円程度。そんなに高くないね。インプラント3本で150万円くらい使っているおいらにとっては安いと言える。

どんな手術なのかを知りたい人は以下の動画を見るべし。閲覧注意!歯茎をメスで切る、出血する。。なんていうグロいどうがなので、覚悟を持って閲覧されたし。
どうする重度歯周炎!?~リグロス、歯周組織再生療法、フラップ手術編~

金曜の午前中に手術を受けた。10時からはじまって終わったのが11時半なので90分もかかる。入念な麻酔注射をした上で、手術着を着た医者と歯科衛生士が取り組む。いつもなら、4つある診察イスが全部うまるところ、他の客がいなかった(途中で1名来ていた)。手術とは聞いていたけど、けっこう派手で手間がかかるもんなんだなとその時点で把握した。麻酔はしっかり効いていたから痛みはほぼなし。たまに染みるような痛みがある程度。この痛み自体は問題ないんだけど、ちょっとした痛みが入口でそのうち激痛に変わるんじゃないかという恐怖がずっとあった。もちろん治療中は何をされているのかわからん。どんなことをされていたのかを知りたくなって、上記の動画を探してみた。いやぁ~すごいねぇ。歯周ポケットが6mmを超えたら重度の歯周病と言われているところ、おいらは9mmだもんな。もっと激しくえげつない治療だったのかもしれん。

今日は日曜日なので手術から2日半が経過した状況。手術したところは糸で縫われていて、そこ部分全体を覆うように粘着性のある人口歯茎のようなもので覆っている。術後24時間くらいは出血が完全に止まらない状態だった。酒は飲むなと言われていたが、まぁ大丈夫だろうと普通に飲んで特に問題なかった(個人差があるだろうから誰もが問題ないものでもないよ)。食事時に手術した箇所でかむことはできない。ちょっと食べ物をかんでしまうと痛みが強くグラついているような感覚もあった。今日時点では、それほどでもなく徐々に安定したのかね。人口歯茎のようなかぶせものは3日程度ではがれてしまうそうだ。それはそれですっきりしていいことだろう。人工的なものがいつまでもかぶさっているのは気色わるいことこの上ないからね。

5日後の金曜日に抜歯。たった1週間だから、うまくいったかどうかはわからんだろう。3か月ほど様子をみてみないとわからないらしい。リグロスによって骨が再生されて、歯周ポケットが浅くなっていることを期待する。日々のメンテが重要だというのは当然。これでうまくいけば、反対側の奥歯で再び同じ手術を受ける。歯が丈夫じゃないのは生まれ持ったもの(若い頃のメンテ不足ってのあり)。これからできることをしっかりして、今残っている歯をしっかり守って、人生の質を維持していきたいものだ!

モバイルバージョンを終了