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不労所得2023/8/13~8/19

今週の不労所得合計24,051円(年間累計マイナス415,476円)。夏休み気分が抜けない一週間。休み3日と勤務2日で、これといった成果は出ませんな。USD/JPYは145円付近で停滞中。
トラリピ 24,051円
トラリピスワップ損 マイナス0円
トライオートETF 0円

甥っ子が我が家に滞在中。秋田県で生まれ育った18歳。仙台で浪人中で、東京でのみ行われる予備校の授業を受けるために、東京で5泊6日を過ごしていて明日仙台に帰る。朝8時くらいに我が家を出て、19時半くらいに帰宅する。予備校の授業は10時から13時で、その前後を自習室で過ごしている。理系男子。現役時代に合格した大学はあるが、第一志望の大学に最チャレンジしたいと浪人を選択。秋田にはちゃんとした予備校がないからと親元を離れて、仙台で1人暮らし中。朝晩の食事が用意されるという至れり尽くせりのマンション。親の金銭的負担はタイヘンなことだろうが、子供にいい教育を受けさせたいという親の気持ちはよくわかる。私立高校と私立大学に行かせてもらったおいらだからそう思う。なお、私立中学受験するも惨敗で公立中学に行ったことも付け加えておく。奨学金を借りて大学に行って社会人になってからコツコツと返していくという人もいるなか、親が大学の費用を出してくれるのは恵まれており、そういう家庭に生まれたことがとってもラッキーなことだということを感じてほしいし、またおいらはこれを痛切に感じている。

おいらの受験遍歴。小学校6年生から、進学塾に通いはじめた。それまではそろばん塾にせっせと通っており、最後に日商の珠算1級に合格して、これから中学受験に向けて勉強ですなという空気が我が家(特に母)にはあった。大学を出ていない両親のあいだに生まれた次男。兄貴である長男は、工業高校を出て就職している。おいらにはどうしても大学を出てほしかったのだろう。幸いなことに小学校入学当初から成績はよく、クラスで一二を争う位置にずっといた。学校の勉強で苦労したことはなく、なんでこんな簡単な問題をみんな解けないのだろうと思っていた。クラスの勉強できないヤツの教育係を仰せつかったこともあるが、いくら教えても進歩することがなかった。おいらに教育する側の能力がなかったか、頭の出来の悪さが尋常でなかったかのどちらかまたは両方だったのだろう。勉強ができるかどうかは、生まれた時点ですでにある程度決まっていると思う派。裕福な家庭で、塾に行かせてもらえたというのもあるか。ただ、その塾についていい思い出はない。小学校内ではトップクラスだったおいらが、塾ではそういうわけにもいかなかった。入塾テストで中レベルのクラス(5つあるうちの真ん中)に入り、定期的に行われるテストによってすぐに最上位のクラスに上がったが、そのクラス内では底辺の学力しかなかった。中学受験直前のテストで一つ下のクラスに落とされたのは今でも覚えている苦い思い出。受けた中学は、明大明治と明大中野。いずれも不合格だった。なんでこの2校しかうけなかったのかはナゾ。明大明治が本命で、受かるくらいの学力があったかというとなかったように思える。塾にとっちゃいい中学の合格実績を出したかったのだろうから、ちょいと背伸びをさせられたように思える。ただ一つ言えることは、まかりまちがって明大明治に合格して入学していたら、今の幸せな暮らしはなかっただろう。東京近辺から集まってきた頭のいい12歳くらいの男子の中で、おいらの人格形成がされたなら相当ダメ人間になっていたはず。どんなに勉強をがんばっても中の下くらいがいいところで、そんな中学の3年間および高校の3年間合わせて6年間を過ごすなんてありえんね。地元の公立中に入って最初に受けた実力テストは校内で2位だった。上の上で確定。勉強ができるからって校内ヒエラルキーが高くなれる時代ではなかったが、オレは勉強はできるんだというよりどころがあることは重要なこと。中3の高校受験となったとき、都立のトップクラスの高校を受験したが落ちた。上の上たる人間にのみ受験資格が与えられるなか、同じ中学から受験した8人くらいのなかで落ちたのはおいらだけ。この時点で上の中に陥落していた。うん、中学受験と同じような結果ですな。ただ、ここでも言えることがある。その都立高校に合格しなくてよかった。都内の頭いい人間が集まる高校で10代後半の青春を過ごしていたら、自己肯定感がとても低い人間になっていたはず。進学したのは偏差値50ちょっとの私立高校。入学後の実力テストは1位。上の上にランキングされて、高校3年間その状態を維持し、頭いいヤツというポジションを得た。大学受験では、理系偏差値55くらいのほどよい大学に現役で合格できた。中高と失敗だった受験について、大学でようやくいい結果が出た。レベルの高いところで低い位置に甘んじるよりも、レベルが低いところで高い位置にいたほうがいい。これがおいらの生き様。

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