サイトアイコン CAD日記

ライセンス認証

Vistaのライセンス認証のことが頭から離れない。
会社での出来事。
30日のライセンス認証期間のうちに、ライセンス認証を行わなかったことにより、
Windowsにログオンできなくなったマシンが2台発生した。
一応その時点で、オンラインでライセンス認証を行うための選択肢が表示されるのだが、
何度やってもエラーが出るとのこと。
30日の期限内にライセンス認証する分には問題ないのだが、たいていの場合、
XPとのデュアルブートにしていて、たまにVistaを起動するだけなので、
インストールしたときにライセンス認証を行わないと、あっという間に30日など
経過してしまい、このような事態に陥るわけだ。
1台目の現象が発生したときに、その担当者にいろいろと足掻いてもらった。
アクティベーションの猶予期限が切れ、機能制限モードに入ったWindows Vistaを復活させる方法があった
上記を試してみたら、一応Windowsは起動できるようになったらしい。
ところが「正規のライセンスではありません」というメッセージが出始めて、
それにより何らかの制限(詳細は忘れた)が出てしまった。
もうどうにもならないということになり、OSの再インストールをすることにした。
もちろん、インストール直後にライセンス認証したらまったく問題なくクリアした。
2台目で現象発生。
1台目の経験があるので「それは再インストールしかないですね」と冷静に言い放った。
担当者は、不満気であったがその怒りをどこにぶつけていいかわからず戸惑っていた。
怒りのぶつけ場所は3つあると思われる。
・ライセンス認証を行わなかった自分
・ライセンス認証を行うことの重要性を知らせなかったおいら
・ライセンス認証などというわずらわしい仕組みを導入したマイクロソフト
どれも同じぐらいの重みで並列的に存在するので、何とも微妙な感情になっただろう。
OSのインストール自体は1時間もあればできることだ。
しかし、社内のルールに従うためにもろもろのセキュリティ設定を行ったり、
ネットワークの設定を行う必要があり、最低でも3時間程度の時間を要する。
まったくもって理不尽な話だ。
今後のこともあるので、ライセンス認証時のエラー一覧のリンクをここに張っておく。
実は、自宅にて3台目に遭遇しそうになった。
自宅には、メモリ4GB認識作戦時にインストールしたVista64ビットがある。
OSをインストールして、4GBのメモリを認識したことにより目的を達したので、
そのまま放置していた。もちろんライセンス認証など行わなかった。
明らかに30日を経過したあとに、Vistaを起動したらライセンス認証切れの画面が表示された。
ダメもとで、オンラインでのライセンス認証をおこなったところ、あっけなく成功した。
どういうことだろう...。
64ビットだからか、会社と自宅のWeb接続の違いだろうか。
真相はわからない。
仮に自宅のVistaがライセンス認証できなかったとしても、困る状況ではなかった。
目的は達しているので、そのまま放置しておけばよい。
今、このブログはVista上で書いている。
ちょっと印刷しようと思ったら、ドライバーが入っていない。
きっと、Vistaの64ビット用なんてないだろうなと思ったら、ちゃんと存在した。
Vistaで64ビット、最新の最高テクノロジーを使っているという自己満足はある。
しょせん、自己満足であり「だからどうした」という次元だ。
きっと、Vistaはこのまま埋もれていき、次のOSであるWindows 7により淘汰されるだろう。
ちょうどWindows Meが消えていった状況に似ている。
64ビットOSだって、少なくとも3年以内の標準化はないだろう。
アプリケーションの64ビット移植がどれだけ大変かを考えれば明らかだ。
かといって、このままXPの32ビットが永遠に続くはずはない。
OSの進化は、XPまでは順調に進んできたが、Vistaでつまづいた。
マイクロソフトの存在感はどんどん薄れていくのだろうか。

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