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Windows 7

マイクロソフトの次期Windowsの名前は、7【セブン】。
Beta版(ビルド7000)が出回り始めたので、インストールしてみた。
特にトラブルもなく、インストールに成功。
青を基調としたデスクトップは海をイメージしていて、
中央に赤いヒラヒラのついた金魚のような熱帯魚がいる。
Windows 7
約2年前にリリースしたVistaが、これだけ失敗するとは誰も思わなかっただろう。
最初から悪評は高かったものの、ジワジワと広がりをみせるのかと思っていたが、
企業には全く無視され、個人ユーザーがやむなく導入しているという感じか。
うちの会社ではいまだにVistaの利用は禁止だし、自宅ではテスト用に
Vistaをインストールしてみたものの、メインで使う気にはならない。
結果、XPをいつまでも使い続けることになる。
こんな中、7がリリースされようとしている。
リリース時期は、2010年の1月と言われている。
マイクロソフトが公式に出している唯一の情報は、「次期OSはVistaリリースの3年後」だけ。
一方で、「2009年の夏に出る」という情報もあり、油断はできない。
個人的には、次期OSの7に結構期待している。
いつまでもXPを使い続けることに飽きてきたというところか。
7とう名前の由来。
Windows1.0から数えて7番目のOSだから。
とは言え、7の内部バージョンは6.1だから少しおかしい。
2000(5.0)とXP(5.1)が、5.xという同じ位置付けで、
Vista(6.0)と7(6.1)は、6.xとなる。
だから、7番目ということにはならないわけだ。
もともと7という名前は開発コードだったもので、どんな経緯があったか知らないが、
開発コードのままリリースすることになった。
7という命名のことはともかく、Vistaとの互換性を持つために、
内部バージョンを6.1としたことは、好印象だ。
アプリケーションの互換性というところで問題が出にくいだろう。
GDI処理に大きな変更。
Vistaでは、GDIを利用したアプリケーションの処理が劇的に遅くなった。
俗に言うと、モッサリ感のある描画になってしまったのだ。
GDIによる描画を、グラフィック機能を使わずに、CPUだけで処理するようになったためだ。
どんなに性能の高いグラフィックボードを使っていても意味がないということだ。
Direct3Dという新しい技術があるのだから、GDIなんていう過去の技術を
もう使わないでくれという、マイクロソフトの無謀な提言だったと思う。
7では、Direct3Dを利用してGDI機能を実現する。
よって、CPUだけに依存しないことになり、XPまでのスッキリした描画になる。
これは大変よろこばしいことで、マイクロソフトとしても市場の声を取り入れて、
自説を曲げたということになるのだろうか。

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