サイトアイコン CAD日記

Teigha

Teigha=ティーガ、とのこと。
DWGdirect 新ブランド名 Teigha (ティーガ)
ODAのAutodeskとの戦いの結果は、DWGdirect・OpenDWGといった
すでに商標登録していた名前を捨てることだった。
OpenDWG⇒OpenDesingAllianceと名前を変えた時点で、
そこまでする必要があるのかとがっかりしたものだが、
やはり巨人Autodeskの力は偉大なものだと実感していた矢先、
DWGdirect⇒Teighaというところまできたわけか。
DWGdirect3.03.00が、4月の初旬に出るという話だったのが、
4月下旬リリースに変更になったのも、このネーミング変更が
影響しているのかもしれない。
いくつかのバグ報告の結果が、そろそろ反映されてくることに
期待していたおいらにとっては、さりげない失望という感じか。
CAD業界の不況は底なしだ。
Ebatechの人も以下のように言っている。
>景気低迷とともに、CADビジネスの衰退…
>かなり淘汰されてきたように思います。
>このような状況の中で、いかにして生き残るか?
>が試される時代となりました。
Autodeskの寡占状態が加速している。
理由なく売れるCADは、AutoCADだということを耳にした。
どんな戦略も、AutoCADというブランド力にはかなわない。
ユーザーが欲しがるAutoCADを売ろうとすれば、
価格競争から逃れることはできず、利益など出ない。
国産CADがいくらがんばって、独自の機能を実装しようとも、
データ交換はDWGで、CAD=AutoCADという神話はくずれない。
いやはや、CADで食っていくのは厳しいですな。
AutoCADとDWG、やっぱ注力しなければいかんですわ。

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