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休止状態

仕事や人生を休止するわけではない。
くたびれたWindowsXPを休止状態にして、マシン起動時の激烈に遅い時間を
劇的に短縮しようという試みだ。
おいらの会社のPCは、初期状態から2年半くらいが経過している。
時間が経過するごとに、マシンの起動時間が遅くなってきていて、
今朝計測してみたら、電源入れてIEを起動して、Yahooのページが表示しきるまでに、
5分20秒を要し、さらにそこからOutlookを起動して、メールの受信が終わって、
画面が表示しきるまでに、1分30秒を要した。
合計、6分50秒である。
毎朝1回は必ず電源ONしていたわけで、この7分弱の時間を惜しんでみようというわけだ。
コントロールパネルの電源オプション、休止状態タブで、
休止状態を有効にするチェックをONにする。
あとは、普通に終了するときの一覧で、休止状態を選べばよい。
(これはドメイン参加のマシンの場合で、ワークグループの場合は、
Shiftキーを押し続けると、スタンバイが休止状態に変わる。)
ものの30秒で、電源が落ちる。
そういえば普通に電源を落とす場合は、2~3分くらいの時間を要しており、
まれには5分しても電源が落ちなかったり、翌朝まで落ちない場合すらあった。
電源を落とす場合は、落ちるまで待っている必要はないわけだが、
性格的にちゃんと落ちてからでないと安心できないので、
この時間まで節約できることになるわけだ。
では、電源を入れたときはどうか。
ものの30秒で、休止状態のところまで戻ることができる。
休止状態にする前に立ちあげておいたアプリがそのままの状態になる
というのも大きなメリットだ。
休止状態については、知識としては持っていた。
しかし、自分でこれを活用しようという気はなかった。
なぜなら、いろいろなアプリを起動したり終了していたら、
メモリーリークなどにより使用できるメモリーがどんどん減っていき、
最後にはスワップを繰り返して、どうにも遅くなってしょうがないだろう、
という思い込みがあり、1日に1度はマシンを終了すべきということが、
常識として根付いていたのだ。
でもよく考えてみたら、Windows9xでメモリが256MBのマシンでわけではなく、
NT系OSで最も安定したXPで、メモリ4GBのマシンなわけだから...。
月に1回くらいOSの再起動しておけば、ぜんぜん問題ないだろうという結論に至った。
マイクロソフトのWindowsUpdateは月1回だし、アプリのインストールで
再起動することは月に1回くらいはあるわけだから、これで十分だろう。
日に6分の時間短縮ということは、月に2時間になる。
年にに換算すると24時間、つまり1日分も得することになる。
チリも積もればマウンテンか。
仕事を始めて17年で、もうじき40歳になろうとしている。
これから15年働くとしたら、折り返し地点を回ったことになる。
ここらで長く休んでみるのも乙なものかもしれない。
休止状態か、いい言葉だ。

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